消えた細い道
中学のとき、友達と広場で花火大会をしてて、途中で俺が一人でコンビニまで花火を買い足しに行った。
で、戻る時。コンビニは大通り沿いにあって、そこから一本細い道を入ったら広場に着くんだが、その細い道が見つからない。
行きの時はそこを通ったのに。
何回も大通りを行ったり来たりしたが、あきらめて、違う道ですごい遠回りをしてなんとか広場に戻れたよ。
たどり着けない場所
深夜に近所をうろうろドライブしていた。
普段は走り慣れた道だが、ちょっと見落としてたらしい横道があったので入ってみた。
10分くらい(BGMが2.3曲分)走ると変な森に囲まれた変な広場に出た。
森の中をさらに先に進む道があったが、そっから先は未舗装だったので、近所にこんな広い場所があったのか、今度からここでラジコン飛行機飛ばそうと思いつつ、仕方がないので引き返した。
なんか知らんがバックミラーに、さっきはいなかった白い服着た人間が映った。
夜中に2時に暇人がいるもんだとか思いつつ、その日は家に帰った。
ところが翌日昼間そこへ逝こうと思ったら、どうしても辿り着けない。
走り慣れた道は一面畑でそんな横道なんぞどこにもなかった。
地図で確認しても、道なんか見当たらないというか、ありえない地形(50m位先に車が通行できない川があった)だった。
10分を50km/hの速度で走って50mしか進まないなんてありえない。
野戦病院
ジャングルの中で道に迷った兵士の話。
森の中を川が流れていて、川のほとりには野戦病院の廃墟がある。
その兵士は川に沿って歩いていくんだけど、何時間か歩くとまた野戦病院の場所にもどってしまうという繰り返しでジャングルからぬけだすことができない。
最後は川の中に飛び込んで流れていったらやっと逃げ出せたそうだ。
この話は昔、子供向けのオカルト本で読んだ気がするんだが、本の題名は覚えていません…
走りなれてる道なのに
両親が毎年成田山に車で初詣でに行ってる。
が、その年だけある場所を走っても走っても抜け出られなくなり、いつもの倍以上の時間がかかってやっと着いたとのこと。
走り慣れた道なのに・・・と不思議がっていた。
どこに繋がったのか・・
2年くらい前の話。
家に帰る途中、珍しい名字の人と結婚した友達の家に、携帯のメモリから電話をした。
その夫婦は2人暮らし。
何コールかで電話に年輩の女性の声が出た。
「はい。○○(結婚した友達の名字)ですが。」
私は、旦那さんのお母さんが遊びに来ているのかな?と思い
「あの、A子さんいらっしゃいますか?」
「は?」
「えっと、あの、A子さんはお出かけでしょうか?」
「A子という者は、私どもの家にはおりませんが・・・。」
まるで『A子』という名を、初めて聞くような答え方で。
私は、おかしいな?と思いながらも、もしかして姑さんとの仲が良くなくてイジワル言われているのかもと思い、一端、電話を切った。
すぐに電話をするのも、なんだか気が引けたので、15分後、帰宅してから今度は家の電話から携帯のメモリを見ながら電話をしてみた。
すると今度は結婚したA子の声で
「ハイ、○○です。」と。
「ねぇ、A子、15分前って、誰か家にいた?」
「は?5分くらい前に帰ってきたばかりだよ。」
「旦那さんのお母さんと、うまくいってる??」
「何言ってるの?今、旦那の実家行って来たばかりだって。」
私は不思議に思い、その電話の件を説明。
○○という名字が、彼女たち夫婦の住む市外局番に何人いるかも調べてもらった。
しかし、その市外局番に住んでいるその名字は、彼女たち夫婦だけだった。
今でも、不思議で仕方ありません。
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