俺が自衛隊にいた時に聞いた怖い話
幽霊とか信じてない某三曹が、そういう事もあるかもしれないと考えさせられた話だそうだ
自衛隊では自衛隊で必要なの資格を得る為に色んなところから集まって集中的に勉強、訓練する教育隊がある
合宿免許みたいものだね、例としてレンジャー資格とかね
それで某教育隊に行った人の話
そこで情報交換もかねてみんなで話ししていたんだけど
とある一曹の人だけがあまり話しに入ってこなかったんだ
訓練はそつなくこなすけど、課業外では寡黙な人だったんだ
娯楽室には入らず、いつもタコ部屋で寝転がってる感じだった
その某3曹はいつも寡黙で一人でいる一曹に言ったんだ
「○○一曹も娯楽室にきませんか、話も聞きたいし」って
そしたら一曹は難しい顔して、「お前ら何もわからんか?」って言ったんだ
三曹は、何がですか?って聞き返したんだ
はっきりいって一曹は教育隊の中で浮いていたんだ
自衛隊って体育会系だし、団結を大切にする所があるし
でも階級は上だから下手な事いえないからね
でも一曹は行こうとしなかったんだ
その3曹はちょっとおせっかいって言うか和を乱すなって気持ちもあって1曹を誘い続けたんだ
そしたらその一曹がため息をついて3曹に言ったんだ、「誰にも言うなよ」って
一曹「Aがいるだろ」このAも階級が3曹なんで面倒だから以後A
3曹「いますけど・・・Aが嫌いなんですか?」
一曹「・・・俺なあ、あんまりこういうの言いたくないんだけど見えるんだよ・・・」
3曹「何がですか?」
一「Aにな・・・後ろから看護婦が抱きついてるんだよ・・・」
3曹「・・・は?・・・看護婦・・・ですか?」
一曹「そう、前に娯楽室に行った時その看護婦がAに抱きつきながら幸せそうにしてるんだよ・・・」
3曹「えっ、マジですか?」(半笑い)
一曹「ああ、だから気味が悪くてな・・・だから娯楽室は簡便してくれ・・・」
3曹「そうだったんですか、わかりました」
一曹「・・・お前信じてねーだろ」
3曹「いや、そんな事ないですよ」
一曹「・・・ま、いいわ。こんな事Aには絶対言うなよ」
3曹「はい・・・」
だけど娯楽室に戻った3曹は言っちゃったんだよ
3曹「おいA!お前に看護婦が取り付いてるらしいぞwwwwwww」
A「えっ!?なんなんですかいきなり」
他の隊員も食いついてきた
「なんだよいきなり
「おい、どうした」
ここで3曹は一曹との話をみんなにしたんだ、もちろんみんな本気にしていない
「やったなA」
「モテモテじゃないかうらやましいなwwwww」
なんてみんなで笑いの種にして話てたんだ
ちなみにその隊舎が建つ前はそこには病院があった
病棟を壊して、その上に隊舎を建てたんで、それ系の怪談話も色々あったんだ
本気じゃないとはいえみんなにからわれてAもあんまりいい気分じゃなかった
A「そういうのやめてくださいよ!!気持ち悪いなあ!!!」
みんな「「「はははははwwwwwwwww」」」
そしたら急に娯楽室の戸がものすごい勢いであけられたんだ
バーーーーーーン!!!!
みんなびっくりして開けられたドアを見たらそこには
血相を変えた一曹が息をきらしながら立ってた
みんなポカーンとしていた
一曹「3曹!!!お前喋っただろ!!!!」
3曹「あ、すいませんつい面白いかなと思って・・・でも別にいいじゃないですかw」
一曹「これを見ろ!!!」
そう叫びながら一曹は着ていたTシャツを脱いでそこにいたみんなに背中を見せた
一曹の背中一面にものすごい蚯蚓腫れのようなあとで
お 前 の せ い だ
と浮き上がっていた
こんな話をその3曹から俺は野営中に聞かされましたとさ
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