『河童に襲われた時、ガチで生き残る方法』|洒落怖・妖怪・怪異の怖い話

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『河童に襲われた時、ガチで生き残る方法』|洒落怖・妖怪・怪異の怖い話 妖怪
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河童に襲われた時、ガチで生き残る方法

 

最近キャラクター化されて、親しみやすくなった河童だけどみんな河童を甘く見すぎている
あいつらは妖怪の中でも限りなく神に近い存在
まともにやっても勝ち目はない、そんな河童から身を守る方法を教える

まず河童についての基礎知識
古くからいて、中国の周の時代に河伯(河童)に供物を捧げたっていうのがある
日本の文献は運歩色葉集(1547)ってのが最初かな

河童は色んな異称があり、日本中にいる
ミズチ、スイコ、カワワラワ、カワタロウ、ヒョースベ、ザンビキ、シリヒキ、ドチ
これはみんな河童のこと

代表的なものは以下の通り
頭に皿をもち、肌は緑で甲羅を背負いキュウリがすき、相撲好き、屁で空をとぶ
身長は子供と同じくらい、水中に人や馬を引きずり込む
尻をなでる(特に蒙古斑持ちが好み)
腕がぬけたりもする
金属や仏の力が大嫌い

でも中には赤い河童や毛むくじゃらの河童がいたり
サイズも2m超から馬の蹄サイズの水溜まりに1000匹潜めるくらい小さいとか、キュウリが嫌いな河童もいる

本題の身を守る方法を教える
まず、河童の人間に対する攻撃方法は大体3つ
1、尻をさわる
2、相撲をとる
3、水中に引きずり込む
4、尻子玉を抜く

これは上から下へいくほど危険度があがる

じゃあ河童の正体は?
って言われると学者の間でも意見が割れてる

水神が落ちぶれたもの説
精霊説
座敷わらし説
渦巻きを擬人化したもの説
大工の捨てた人形説
水辺の生物の見間違い説
水子が妖怪化したもの説
被差別民説

ぶっちゃけ言ったもの勝ちなところがある

まず河童が苦手なもののおさらい

1、金属
特に鎌が大嫌い。鎌を家先に置いて置いたら河童が退散したって話は多い

2、仏の力
具体的には小さい仏像や仏飯(仏壇にお供えしたあとの飯)を食べるだけで河童は近寄らない

3、猿
馬を守護する猿も河童が苦手なもの

つまり出かける時には、仏飯食って、鎌と仏像を持ち歩き、猿を連れていけばほぼ教われない
あと河童はトイレにもよくでるからトイレにもいかないほうがいい

まぁ鎌や猿なんて持ち歩けないよな
だから不意にあってしまった時どうするか

1、尻をさわられた場合
害は少ない
手が便器から出てくるのを目掛けて刃物で切ってやれ
ただし、ケツに手がのびてきたら尻子玉を狙ってるので要注意

2、相撲
遊びたいだけだから相撲とってやればいい
ただしエンドレスになりかねないので、もうやりたくないって時には金属か仏像もっていこう、二度と挑まれなくなる
もしくは、組み合う前にお辞儀をすると河童は礼儀正しいからお辞儀をしかえしてくる
すると頭の皿の水がこぼれて退散する

3、水中に引きずり込まれる
だいたい詰んでる、溺れ死ぬ
でも大丈夫。河童の腕はどちらかが抜けやすくなっていて、片方を引っ張るとすっぽぬけてその隙に抜け出せる

4、尻子玉を抜かれる
残念ながら抜かれると大抵の場合死ぬそうです諦めましょう
手を突っ込まれたら武器がないと厳しい

対処法はだいたいこんな感じ

で、河童を退治したとき、切り取ったりすっぽぬけた河童の腕が手にはいる場合がある
河童は一定期間以内なら切れた腕を繋げられるらしく返却を求めてくる
でもここでただで返すのはもったいない
河童と何かしら約束をしたらいい
有名な河童との約束は
河童に詫び証文を書かせて、これがあるかぎりその一族は河童の加護をうけて川で溺れなくなるといったものや、河童が手を繋ぐための接骨の妙薬の作り方を教えたってのがある

ちなみにこの2つは今も伝わってる家がちゃんとある

河童が人や馬を引きずり込むっていうのは、水神への生け贄が変化したものだって言われてる
強さっていうより、性質が神よりなんだ
それでも日本の何するかよくわからない妖怪よりは強いんじゃないかな
あと九千坊ってのがいるけど、これは九千匹の河童の頭領であの加藤清正の軍と戦争したってくらいには強い

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