ハワイ神話の神々 一覧|ハワイ四大神・守護神など

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ハワイ神話の神々 一覧|ハワイ四大神・守護神・ティキなど 神・仏
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ハワイ先住民の宗教はポリネシア神話と関係ある自然崇拝の多神教で、その神話には多数の神々が出てきます。

主な神々として、以下の四神が主神4柱(akua)、またはハワイ四大神として有名です。

  1. 戦いの神「クー」 (Kū)
  2. 生命の神「カーネ」 (Kāne)
  3. 農耕の神「ロノ」 (Lono)
  4. 海の神「カナロア」 (Kanaloa)

主神の他に、各職業と結びついている『次の神々(kupua)』、各家族と結びついている『守護神(ʻaumakua)』などがいます。

ここでは、ハワイ神話に登場する「ハワイの神々」を一覧で紹介します。

 

 

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ハワイ四大神

 

  • クー (Kū  )
    男性のシンボルであり、戦いの神。女神のヒナと共に天と地を作った神で、地上の豊かさとハワイ人を生まれさせた先祖の神。
  • カーネ (Kāne)
    生殖の神・生命の神。
    神々を住む上の天、下の天、人間が楽園として住む地上の三界を創造して、地上には海の生物、植物、動物を与えて、男と女が住めるようにした。
  • カナロア (Kanaloa)
    海の神であり、イカやタコの姿で現され、魔法と冥界の神としての側面も持つ。
  • ロノ (Lono)
    農耕と平和の神。ハワイの新年「マカヒキ」をつかさどる神。

ハワイ神話の女神

 

  • ヒナ (Hina)
    月の女神。
    女性のシンボルとしてのヒナを男性のシンボルとしてのクーと同列に扱って、カーネ、クー、ロノ、カナロアと共に5大神とされる場合もある。
  • カラマイヌウ(Kalamainuʻu)
    トカゲの女神。
    彼女は恋人のプナアイコアを彼女の洞窟に誘い込み、そこで彼を捕虜にしたと言われています。
  • カポ (Kapo)
    厳しく残酷な面と優しい守護神的な面を持つ女神。
  • Kuula
    魚の神。
  • ナマカ (Namaka)
    海の女神。ペレ、ヒイアカの姉妹。
  • ハウメア (Haumea)
    豊饒の女神。安産の女神。夫は創造の神カーネ・ミロハイ。
  • ヒイアカ (Hiʻiaka)
    女神ペレの12人の妹の1人でフラの女王。
  • ポリアフ(Poliʻahu)
    雪の女神であり、ハワイ島のマウナ・ケア山に住むとされている。
  • パパ (Pāpā)
    大地の女神。夫は天の神ワーケア。
  • ペレ (Pele)
    火の女神。炎、稲妻、ダンス、暴力などを司るとされる。美しく情熱的だが気の荒い女性で、嫉妬や怒りから人々を焼き尽くすとして畏怖の対象とされている。
  • リリノエ(Lilinoe)
    霧の女神。
  • ワイアウ(Waiau)
    湖の女神。
  • カホウポカネ(Kahoupokane)
    雪の女神。
  • ラカ (Laka)
    フラの神様として有名。森の成長の女神であり、フラの女神でもある。森の成長と繁栄を助けると言われている生殖エネルギーを持っている。

ハワイ神話の男神

 

  • カマプアア (Kamapuaʻa)
    オアフ島で生まれた半神半人の男神。火の女神ペレの夫。
    普段は美男子であるが、本来は獰猛な豚の神であってその姿をとることもある。また海の神でもあり、ハワイの州魚であるフムフムヌクヌクアプアアの化身ともされる。
  • カーネ・ミロハイ (Kāne-milo-hai)
    天地を創造したとされている創造の神。妻は、豊饒・安産の女神ハウメア。
  • ウクパニポ
    鮫の神。漁師が魚を取る量をコントロールする役割を持つ。
  • カハイ
    ハンサムな半神。
  • カモホアリイ (Kā-moho-aliʻi)
    サメの神。あらゆる魚に変身でき、海の下に複数の水中洞窟を所有している。
  • クプア(Kapua)
    神ほど完全な神格は持たないが、動物や人間に変化する神に近い存在。
  • ナイトマーチャー(Nightmarchers)
    古代ハワイの戦士の幽霊。
  • カネヒキリ(Kanehekili)
    雷の神。
  • パカー(Pakaʻa)
    風の神。
  • マウイ (Māui)
    太平洋に浮かぶ数々の島とそこに住む人々を創造したとされる最大の半神英雄。
  • メネフネ
    ハワイ諸島に住んでいたといわれる、伝説上の小人族。普段は山や谷に住んでいて人目に触れることはない。
  • ワヒエロア(Wahie Loa)
  • ワーケア (Wakea)
    天の神。妻は大地の女神パパ

 

守護神 – アウマクア

アウマクア(ʻAumakua)はハワイ先住民の宗教で、家族または個人が自分の先祖が化身したと信じた身近な生き物、植物、物体などを守護神としていたもののことを言います。

主なアウマクア

 

  • アオ (ao): 雲
  • アラエウラ (ʻalae ʻula):ハワイ・バン(鷭)
  • アララ (ʻalalā): ハワイガラス
  • イイヴィ (ʻiʻiwi): ハワイミツスイ
  • イオ (ʻio): ハワイノスリ
  • イオレ (ʻiole): ノネズミ
  • イオレ・リイリイ (ʻiole liʻiliʻi): ネズミ
  • イリオ (ʻīlio): イヌ
  • エレパイオ (ʻelepaio): カササギヒタキ
  • プエオ (pueo): プエオ
  • プヒ (puhi): ウナギ
  • ヘエ (heʻe): タコ
  • ペエルア (peʻelua): ケムシ
  • エヌヘ (ʻenuhe): ケムシ
  • ヌヘ (nuhe): ケムシ
  • アヌヘ (ʻanuhe): ケムシ
  • ポコ (poko): ケムシ
  • ホヌ (honu): アオウミガメ
  • ポハク (pōhaku): 岩石 (rock)
  • マノ (manō): サメ
  • モオ (moʻo): ヤモリ
  • レホ (leho): タカラガイ
  • メアカヌ (mea kanu):植物

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