有名な怖い話『赤いクレヨン』|都市伝説・洒落怖・ほん怖

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有名な怖い話『赤いクレヨン』|都市伝説・洒落怖・ほん怖 オカルト
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壁一面に「おかあさん」or「おとうさん」

 

赤いクレヨン

不動産屋で働く友人から聞いた話。
その友人が担当するマンションの空室に一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。
その部屋に入ると、いつもなにか違和感を感じていたのだが、ある日その部屋の廊下が、他の部屋より1m位短いことに気づいた。
他の部屋よりも短い廊下が、いつもこの部屋で感じる違和感の原因なのかと友人は思ったそうだ。
しかし、なぜ短いのだろうかと思い、廊下の突き当たりの壁を叩いてみると どうやら本来の壁と、今叩いている壁との間に空間があるようだった。
イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい管理人と一緒にその壁を壊してみた。

友人:「白骨死体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ。」

でも実際は、その空間の壁一面にびっしりと赤いクレヨンで
“お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん・・・・”
と書かれていた…そうだ。

結局その”お母さん”は消さずに壊した壁を元に戻し友人はそのマンションの
担当を後輩に譲ったんだって。

 

□ □ □

 

友人から聞いた話です。
埼玉県の春日部市のどこかに鍵の掛かってない空家があったそうです。空家はそんなに古いとかボロボロだったとかではないそうですが不気味で凄く怖くて、友達は入ろうとしてもドアをちょっと開けただけで泣いてしまったそうです。
ある日、その子の友達(男の子)が二人で家の中に入ることになりました。罰ゲームで、幽霊屋敷から宝物を取って来いという内容だったそうです。昼間だったし、凄く怖かったけど、懐中電灯を持って入りました。普通、浮浪者とか住んでそうですけど中はキレイで荒らされた様子もなかったそうです。
ですが、納戸のような部屋に入ったらいきなり、小さい赤ちゃん用の箪笥が倒れてきたそうです。そして、箪笥があった壁に小さな扉があったそうです。扉を開けて向う側を覗いた瞬間、悲鳴をあげて泣きながら家を飛び出してしまったそうです。

私の友人はその子にその時見たことを教えてもらいました。
その子は子供の時に見たことですが今でも忘れられないと話しました。
箪笥の向うは3畳くらいの窓のない小さな部屋だったそうです。
一瞬しか見てないので家具はもっとあったかもしれませんが、小さなプラスチックのちゃぶ台、キティちゃんのような模様のついた茶碗と箸が乗ってたそうです。
部屋に入ってまず目に入ったのはそれでした。そして、次に目に入ったのは、白い壁一面に、赤いクレヨンみたいなので小さい子の字で「たすけて」と書いてあった、だそうです。

あの部屋には小さい女の子が住んでいた…閉じ込められていた。寂しくてツラくて声を出しても聞いてくれなくて、親に手紙を書いたんだねというのがその子の意見でした。

でも、小さい子が天井近くにも書くのだろうか、家具を使って高い位置に登ったと考えられるけれども、そんなにせっぱつまった子がそこまでするだろうか、普通、いえ、普通という言葉は相応しくないけれども、自分の手の届く位置でぐちゃぐちゃに重ねて書くのではないかと私は思いました。
あの字は誰がどんな思いを込めて書いたのだろう、他人の話なので私は冷静に考えられますが、見てしまった子は…
悲しいお話の悲しい産物として、そう解釈するしかやりきれない恐怖なのだと思います。

 

□ □ □

 

クレヨン1

私の妻は、二週間前に病死しました。
妻の死は、私の一人息子にとって、あまりにも悲しい出来事だったのでしょう。
いつも素直で、明るく元気だった息子は、妻が死んだ時、泣きながら妻の亡骸から離れようとしませんでした。
それ以来、私の息子は口数が少なくなり、いつも一人でブロック遊びばかりをするようになったのです。
また、妻が死んでからの息子は、毎日おねしょをするようにもなりました。
それでも私は、「時間が経てば、息子も心の傷が癒え、昔の元気を取り戻すだろう」と、楽観的に考えるよう努めていたのです。
そして、私は毎日、息子に明るく接するようにしていました。
でも、私には仕事もあり、息子と一緒にいられる時間が限られていたのです。
私はそれが歯がゆくて、会社でも息子を心配するあまり、仕事で致命的な失敗をすることもありました。
そんなある日、私が会社から帰宅すると、何と息子が、灯油を手ですくい舐めていたのです。
私は慌てて、息子を叱り付けてしまいました。
でも、それからも息子の奇行は、修まらなかったのです。
修まるどころか、息子の奇行は、どんどんとエスカレートしていきました。
砂や粘土を食べたり、クレヨンを食べたりと、とにかく息子は、何を食べるか分からない状態だったのです。
私はやむを得ず、息子が変な物を口に入れないよう部屋に閉じこめ、会社に行きました。
「仕事が終わったら、すぐに病院へ連れて行こう」
私は、そう考えていたのです。
でも、それが間違いでした。

 

□ □ □

 

クレヨン2

私が息子の所に来た時、すでに息子は死んでいたのです。
息子は部屋中に「おとうさん だして」と書いていました。
息子は飲み込んでいたクレヨンを吐き出し、そのクレヨンを使って書いていたのです。
息子は、さぞかし寂しく不安な気持ちだった事でしょう。
私はすぐに、息子の亡骸を部屋から出して上げました。
そして私は、
「ごめんな」
「ごめんな」
と泣きながら、何度も息子に呟き続けたのです。
息子の葬式中も私は、息子に対して申し訳ない気持ちで、いっぱいでした。
だから私は、息子が安らかに成仏できるよう懸命に祈ったのです。
でも、無駄でした。
息子は、まだ成仏できずにいます。
その後も、息子を閉じこめた部屋から、声が聞こえました。
「おとうさん だして」
「おとうさん だして」
と、息子の声が・・・。
息子は、部屋中に「おとうさん だして」と書いていました。
椅子に登り、高い所にまで・・・。
そして息子は、椅子から滑り落ち、恐怖のあまり目を堅く瞑ったまま、死んでしまったのです。
私は息子の声に耐えられず、家を売りました。
そして、今でも私は、息子を閉じこめた部屋に近付く事がありません。
きっと息子は、今でも目を閉じたまま、出口も分からずに叫び続けているでしょう。
「おとうさん だして」と・・・。

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