有名な怖い話『亡くなった友人からメール』|都市伝説・洒落怖・ほん怖

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有名な怖い話『亡くなった友人からメール』|都市伝説・洒落怖・ほん怖 オカルト
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亡くなった友人からメール

 

結構前に「染んだHPの管理人からメールが来た」とかいう噂があったけど、それに似てるかな・・・
ネット上だけの知り合いだけど、すっごい仲が良くて、親友って呼べる奴がいたのね。
んで、テレホの時間中バカ話したり、マジで悩んでる時なんかは相談に乗りあったり。
そんな時、そいつが全然Qにも上がらなくなって、メールを出しても返事は来ない、いつも来てるチャットにも来ない、って状態になったわけ。
で、音信不通になって一ヶ月くらいして、いつものようにネットに繋いだら、Qにメッセージが一言だけ「ありがとう」って入ってたの。
それでもこっちからは全然連絡取れなくて、「こりゃいくらなんでも変だ」って思ったんで、
夏休みには実際会おう、って話してて住所は聞いてたから、連休を利用してそいつの家まで行ってみたの(同じ九州でそんなに遠くなかったからね)
なんかありがちだけど、この先の展開は「○○はこの間事故で死にました」と。
そいつの親から聞いたんだけど、そいつ、ネット上では明るくて友達も多いぜ~、とか言ってたけど、実際はいわゆるヒッキーで登校拒否だったらしい。
で、「せめてもうちょっと明るくなれば」ってことでパソコンを買ってやって、そして俺と知り合ったんだけど
「今までずっと暗かったけど、あなた(俺ね)と知り合ってから少しずつ元気になってきて・・・」って泣きながら言われて
今まで閉じこもってたのに出歩きはじめたのも、「夏休みには○○(俺ね)と会うんだから、家に閉じこもってばかりはいられない」とか言って外にも出始めたらしい。
Qのメッセージの事を言ったんだけど、話を聞いてると、結局その母親がメッセージを送ってた、ってことがわかったんだけど(笑
でも、この時は幼稚園以来のマジ泣きだったな~。

 

□ □ □

 

事の起こりは、2ヶ月とちょっと前になるのかな。
俺の田舎の友人(Y)が亡くなったので、葬式に出てやれ、と親が電話かけてきたんだ。
Yの死因は溺死。
なんでも、何の前触れも無く消息不明になったらしく、家族が捜索願を出したところ、一週間ぐらいで、下流の川で見つかっていた、身元不明の死体として帰ってきたということで。

ただでさえ一週間近く川の中に放置されていたのに加え、5月といえば、なんかやけに蒸し暑かっただろ。
死因や身元特定のために司法解剖もされたらしく、死体は見れたものじゃないってんで、棺はピッチリ閉じられててな。
死に顔すら拝めなかったんで、正直、Yが死んだっていう実感は湧かなかったことを覚えてる。

そんで、ここからが本題。
つい先日、Yの携帯からメールを受信してたんだわ。俺の携帯。
爆睡してて気づかなかったんだけど、夜中の3時頃にきてたらしい。
本文に何も書いてないんだけど、疑いようも無くYのもの。
気付いた当初は不思議に思ってただけだったけど、だんだん気味悪くなってさ。
返信でメールを送ってみたんだ。
……予想通りかもしれないけれど、「送れねえ」つって帰ってきたけどな。(苦笑)

でもまあ、初めは不気味がってただけなんだけど、そのうち余裕もできてさ。
Yの実家の人が間違えて送ったのか、悪戯だろう、てな。
「幽霊メール」とかいって、ネタにして遊んでたんだ。

けれど、ネタにして遊べたのは、恐怖の裏返しでもあったんだよな。
最近、またYからのメールを受信したんだよ。
今度も何も書いてない、白紙のメール。
さすがに気味が悪くなってさ。
Yの実家に奴の携帯をどうしたか聞いてみたんだよ。
案の定、「流されたらしく、見つからないから解約した」とさ。

結局、どうしたらよいか解んなくなってさ。
とりうる手段としては、
無視する、馬鹿にする、お払いしてもらう。
ぐらいの選択肢しか無いのだけど。
なんか良いと思われる選択肢を教えてくれないかな?

ちなみに、送られてきたメールてのは、
同機種内で可能な、電話番号で送れるってヤツ。
俺はau使ってるし、Yもそうだったから、Cメールだな。
この手のメールで、こういった悪戯ができるって話は聞いたことは無いんだけどな……

 

□ □ □

 

そんなに怖い話じゃないんだけど、とりあえず今俺の身に起きている事実。友人の友人とかじゃなくてね。

去年、自殺した友達がいるんだ。去年の4月。GWに入る直前だった。
まぁ悲しくてね、当然。俺はなんだと。なんなんだと。友人の苦しみを判らずに情けない。一通り悩みましたよ。今でも心に引っかかってます。

でね、お葬式も終わった5/1。去年の5/1にね、グリーディングカードが届いた。ほら、インターネットでやるやつあるよね。自殺した友人から。
内容は他愛も無い事。いやまぁそれだけなんだけどね。
ただ、未だに毎月届いてるのさ。1日になると必ず。文面の少しづつ変更していっている。一昨日届いたのね。
「ここはいいぞ。何にも苦しみがない。」だってさ。
多分ね、死ぬ前にそうやって死後に喜びを見出していたんだと思うけど。

ヤツにとってみれば、自分が我々の世界にいた何かを残しておきたかったっていうのがあったんだと思うんだ。
未だに送られ続けられる身にとってはたまらんけどね。
でもヤツにはそういう寂しさがあったんだろうね。
だからこの話、機会があったら誰かに話してあげて。それがヤツにとっても一番の供養だと思うから。

多分ね、自殺する前にイッパイ予約入れたんだよ。
自分が死んだあとも、自分を忘れないでくれっていう意味だとか、死への恐怖を紛らわせる為だとか、色々な思惑があったんだと思う。推測しかできないけど。

それだけ未練があるんだったら、自殺なんかするなって話だよね。
そう思う。でも、結果は本当に自殺してしまった。死にたくなかったんではないか?っていうかそこまで追い詰められていたんだろうね。そしてそれを感じてあげられなかった自分自身がふがいない。

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