生きている神的存在が一度死に、死者の存在する地下世界に行った後、再生するという説話は世界中に広く分布しています。
ここでは、世界の神話に登場する「死と再生の神」を一覧で紹介します。
死と再生の神
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- シペ・トテック
【アステカ神話】
アステカ神話における穀物の神。 死と再生の神の一柱であって、農業、西方、疾病、春、金細工職人、季節の神。自らの皮をはいで人々に食料を与える。 - イシュタル
【アッカド神話】 - タンムズ
【アッカド神話】
太陽神でもあり植物の実りを象徴していることから、冥界に赴いている間は冬になり、冥界から出ると春になるとされた。彼は太陽神でもあり植物の実りを象徴していることから、冥界に赴いている間は冬になり、救出されると春になるとされた。 - オシリス
【エジプト神話】
エジプト神話における冥界の神。
信仰の隆盛初期におけるオシリス神は、冥界の神ではなく、植物の再生を神格化した存在すなわち植物の神であったとされる。 毎年のように行われる植物の死と再生はエジプトの農事暦と合致しており、その象徴とされた。 - イエス
【キリスト教神話】
指導者的地位にあった律法学者がイエスに対する妬みに駆られ、殺害計画を企てていた。そこで、自らをユダヤ人の王であると名乗り、また「神の子」あるいはメシアであると自称した罪を彼に被せ、衆議会の裁判にかけられた大地母神であと、ローマ総督府に引き渡されゴルゴタの丘で磔刑に処せられた。
その後、十字架から下ろされ墓に埋葬されたが、3日目に復活し、大勢の弟子たちの前に現れた。肉体をもった者として復活したと聖書の各所に記されている。 - クロノス
【ギリシア神話】 - ディオニューソス
【ギリシア神話】
ギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神。
農耕神であり、死と再生の神とされる。 - ケルヌンノス
【ケルト神話】
ケルト神話の狩猟の神にして冥府神。獣王・動物王であったとされる。
また、生命と豊穣と死のサイクルの神とされる。 - イナンナ
【シュメール神話】 - シヴァ
【ヒンドゥー教神話】
世界の創造、維持、再生を司る最高神。 - アッティス
【プリュギア神話】
死と再生の神。
有翼の男性として表されることがある。
- シペ・トテック
死と再生の女神
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- キュベレー
【ギリシア神話】
大地母神で名前は「知識の保護者」の意を示している。死と再生の神の一柱。 - ペルセポネー
【ギリシア神話】
ギリシア神話に登場する生と死との間を廻る大地の女神で冥界の女王である。 - プロセルピナ
【ローマ神話】
ローマ神話に登場する春の女神、あるいは冥府の女王。
ギリシア神話のペルセポネーに対応する。
- キュベレー
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