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時空にまつわる不思議な体験『回る世界』など短編全5話

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時空にまつわる不思議な体験『回る世界』など短編全5話 不思議な話
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言い分

 

俺と友達A、B、Cは休日に学校でテニスをしようと約束していた。

で、当日。支度を済ませドアを開ける。空は曇り。地面は前日の雨でややぬかるんでいるが、あまり気にせず自転車を出す。集合時間は午前9時。朝食を抜いていたので途中パン屋に寄りパンを購入、学校へ向かう。

到着。まだ誰も来ていない。コートはやはり多少ぬかるんでいる。時間を確認しにコートを横切る。時間は9時3分前。誰かがくるまでパンを食べて待つことにしよう。俺はコートの横のベンチに座りパンをかじる。

食べ終え、コート周りを歩く。ぼんやり眺めるコートには、俺以外の足跡もあった。妙だな、と思った。雨は前日の夜から降ったのだ。時間は9時をまわっていた。俺はパンの袋をコート脇にポイ捨てした。

誰も来ない。9時半。連絡しようにも携帯なんて持っていなかった。仕方ないので一旦家に帰り電話をすることにした。空は相変わらずどんよりしていた。それが不気味だった。

 

午前10時、自宅。まずAの家に電話をする。Aが出る。
「なんで来んかったよ?」
「?行ったけど誰もいなかったよ?」
「は?9時にだよ?俺9時前にはいたし、パン食べてた」
「嘘付け。見てない」
おかしい。次はBだ。
「なんで来んかったよ?」
「来んかったって。。来てないのはそっちじゃん。」
「?意味分からん」
「俺とCは一緒に行ったんよ。学校着いたのが8時40分くらいで。二人でテニスしてたけどお前ら(俺とA)来なかったから9時半ごろ帰った」
あの足跡はBとCのものだったのだ。信じられなかった。AもBも下らない嘘をつくような性格じゃないことは分かっていたが、だからこそ信じられなかった。3人に事情を説明した。みんな驚いていた。

次の日学校でその話を昨日のメンバーで話していた。異次元(そう呼んでいた)に迷い込んでいたのは誰だったのかと。そこにDがあらわれた。Dに話をする。するとDは
「その話まじか?俺昨日9時ごろ学校の前通ったぞ。コートには誰もいなかった」

放課後コートを見に行った。昨日のゴミは消えていた。風で飛ばされたのかもしれない。

 

 

回る世界

 

一昨日は少し風邪気味だったから、日中からずっと布団で寝てた。
父親は会社、母親はパート、弟は部活で、家には俺しかいなかった。
多分1時頃(昼飯は食べたから)だったと思う、ちょうどその時目が覚めて起きたんだけど、何か凄い耳鳴り?がした。
蛍光灯とかの「ブーン」、っていう音とは違う、本当に「キーン」っていう音。
部屋のカーテンは昼間なのに締め切ってたから薄暗く、その上目が覚めたばかりだったから、ただぼけーっとその「キーン」っていう音を何も考えずに聴いてた。
そのうち「キーン」っていう音がだんだん高く、頭に響く感じになっていって、視界がぼやけてきて、まじ頭痛くてうずくまる感じになった。

 

そしたら何か部屋、というか俺の周り全てが高速回転してるように見えて、もの凄く頭が痛くて、周囲を見回してみたら家の向こうにあるマンションが部屋の壁を通り越して見えて、どうなってんだと思って、異常な速度で回転している部屋の中で何とか立ち上がって、
1階に降りようとして扉を開いたら、視界が金魚鉢の中から見るような、屈折した感じになって、15段程しかない階段がもの凄い螺旋階段に見えた。
それでも俺は1階に降りようと思って、一歩踏み出したら今度は俺の体がありえない速さで反応して、本当に一瞬で、無限に見えた階段を降りた。
そして1階の居間にある時計を見たら、長針・短針のどっちがどうだったかは覚えてないけど、時計回りと半時計周りに高速回転してて、まじで焦った俺はありえない速さで家を出て、
それで外に出てもやっぱり世界は俺を残して回転していて、その中を俺は高速で移動して商店街の大通りに出たら、道行く人全てが残像が見える速度で歩行していて、世界は回っていて、怖くなった俺は何言ったか覚えてないけどとにかく大声をだして、道行く人に負けない速度で走り回って、気づいたら駅の天辺にいて、高速で行きかう人々を見下ろしていたらだんだんと空へと浮いていって、ついに宇宙に出て、まじ超怖くて、凄い高音で頭が割れそうで、体の感覚がなくなって、やばい俺死ぬ、と思ったら白い光に覆われて、目を開けたら部屋の布団の中で、時計を見てみたらまだ8時頃だった。

夢じゃないかと思ったけど、本当にリアルだったし、TVでやってるニュースの内容までその奇妙な体験の中で見たのと同じだったし、何より同じく1時頃にまた「キーン」と耳鳴りがし始めたから、やばいやばいと思って必死になって寝た。
そして起きたら午後4時頃で、全身冷や汗びっしょりで喉もカラカラだったけど何事もなくその日は終わった。
今までの中で始めての不思議な体験で、本当に怖かった。今も少しでも耳鳴りする度に警戒してしまう。

 

 

落ちた先

 

俺の実家は山に囲まれた田舎にあって、学校から家に帰る途中に道の両側がずっと田んぼになっているところがあった。
友人が道の端の少し高くなったところを歩いていて「落ちるなよ」と声をかけたとき、突風が吹いて友人がバランスを崩した。
あっと思ったときには奴の姿はなく、田んぼに落ちたかと思って覗きこんだが、そこにも奴の姿はない。消えた?と呆然としていると後ろの方から「引っ張ってくれよ」と奴の声がして、振り返ると10メートル程離れた田んぼに座り込む友人がいた。

友人が後ろに飛ばされたんだか、俺が前に飛ばされたんだか、ずっと同じ風景が続く場所だから判断がつかない変な出来事だった。

 

 

実家

 

8年程前のGW、当時僕は大学を卒業したばかりのサラリーマンで東京で一人暮らししていました。
社会人になってはじめてのGWということで栃木にある実家に帰ることにしました。
実家までは車で帰りましたが、途中で渋滞にあってしまい、疲れてきたので途中でサービスエリアにより休むことにしました。
そんなこともあり、結局実家に着いたは夜の10時過ぎになってしまいました。
家に着くととても嫌な感じの重い空気が流れているのを感じました。
僕は霊とかそういうものは信じてないし、霊感なんて無関係という人間ですが、その異常な邪悪な空気を感じることができました。
しかし、その時はあまり気にせず家の中に入りました。
家では両親がまだ起きてて出迎えてくれました。
そして両親と会社の事などとりとめの無い話をしてました。
両親から「ここにずっと居なさい。」みたいなことを言われ、その時は自分がとても心配されているんだなと思いうれしく思いました。
しかし、僕はこの禍々しい空気が気になっていたのと、夜も遅く疲れていたこともあり、自室で休むことにしました。

 

僕は寝ようとは思いましたが、少しも寝付けませんでした。
僕は何かがおかしいと布団のなかで考えていました。何か変だ。
すでに夜1時近くになっていました。居間には電気が消えていて両親はすでに寝ているようでした。
僕は喉が乾いてきたので、台所へ行き何か飲み物はないか冷蔵庫をあけました。
すると酷い臭いがしました。何だと思い電気を点け調べようとしましたが何故か電気が点きませんでした。しょうがないので携帯電話の明かりで調べると、どうやら冷蔵庫の中のものが腐っているようでした。賞味期限をみてみると全ての食品が5年近く前になっていました。僕は嫌な予感がしましたが、両親に聞いてみようと、両親の部屋に行きましたが、誰も居ないどころか、布団さえ敷いていませんでした。
それどころか、部屋は酷く埃っぽく、長年誰も使っていないような感じでした。
僕は本能的にやばい、この家を出なくてはと感じ、荷物をまとめると、すぐに車に乗り込みました。そしていざ車を出そうとバックミラーを見ると両親が立っていました。
僕は急いで車を出しました。おそらく彼らは両親ではなかったのではないかとおもいます。
そしてあの家もあるいは・・・。
気がつくと帰るときに寄ったサービスエリアまで着ていました。僕はそこで休むことにしました。

 

目が覚めると昼過ぎになっていました。このまま東京に帰ろうとしましたが、念のため実家に電話をかけてみました。
すると母が出ました。昨夜のことを聞いてみたところ僕は家には帰ってきてないということでした。夢でも見ていたのかなと、恐る恐る家に帰ったところあの異常な雰囲気は全くせず、やはり家の中も特別に異常なところはなく僕の住んでいた実家そのものでした。
両親といろいろ話をして、その日の内に東京に帰りました。
家に帰る途中に実家から携帯に電話がかかってきました。母からのようでしたが、何か様子がおかしく、あの嫌な邪悪な空気を感じました。
「・・・戻ってきなさい・・・」と言われました。

僕は無意識的にすぐに電話をきり、携帯の電源を切っていました。
とにかく怖かった。今でもあの一件が夢だったのか現実だったのか分かりません。
あれ以来あまり実家には帰らなくなりました。

 

 

繰り返し

 

8年前の話なんだけど
当時、付き合っていた人が突然事故で亡くなって友達が心配してうちに泊まりに来てくれたのね。
で私はベットで寝てて友達はその隣に布団ひいて寝てたんだけど、朝起きてトイレ行こうとして下にいる友達を踏まないようにと、またいで部屋のドアを開けたところでハッと気づいたら私はまだベットで寝てたの。
あれっ?と思ったんだけどまたトイレに行こうとしてドアを開けたところで気づくとベットで寝てる。で今度こそともう一回同じ行動をしたらまたベットの上で気がついた。それが最後だったんだけど「夢?」と思って友達みたら踏まないようにと気をつけた時に見たのと同じ寝相してたんだけど・・・。これって夢だったのかな?

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