世界の有名な都市伝説132選|海外で語られてきた不思議と怪異

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世界の有名な都市伝説132選|海外で語られてきた不思議と怪異 オカルト
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世界には、はっきりとした正体が分からないまま語り継がれてきた話が数多くあります。
人が消えた場所、見てはいけないもの、公式には説明しきれない出来事。そうした断片が重なり、いつしか「都市伝説」と呼ばれるようになりました。

ここでは、海外で生まれ、長い時間をかけて広まってきた有名な都市伝説を集めています。
怪談として知られるものから、事件や噂と結びついた話、インターネットを通じて拡散した現代的な怪異まで、世界各地で語られてきた物語を一覧でまとめました。

どれも、真偽が曖昧だからこそ想像が入り込み、読む人それぞれの感覚に静かに残る話ばかりです。
不思議な話が好きな方も、世界の怪異文化に触れてみたい方も、気になるところから読み進めてみてください。

 

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世界の有名な都市伝説 一覧

出典・参考:Wikipedia – List of urban legends

 

世界的に定番の都市伝説(海外発祥・日本でも知られている)

海外の都市伝説の「入口」になりやすい定番を集めました。怪談・未確認・陰謀・ネット怪異まで、有名な海外都市伝説を紹介します。

  1. Bloody Mary — ブラッディ・メアリー|英語圏
    鏡の前で名を呼ぶと“彼女”が現れる、とされる呼び出し型の怪談。
    子どもの肝試しや遊びとして語られることも多く、集団で試すほど怖さが増していきます。
    「鏡」「名前」「出現」というシンプルな仕掛けが、長く残る理由のひとつです。
  2. The Hook — フックマン(フックの男)|英語圏
    人気のない場所に車を停めた若者が、フックの義手を持つ殺人鬼に脅かされる話。
    逃げ切ったはずなのに、車のどこかに“痕跡”が残る──そんな後味が恐怖を固定します。
    「近づきすぎた日常」が一気に崩れるタイプの定番です。
  3. Killer in the backseat — 後部座席の殺人鬼|英語圏
    夜道で不審な車に追われ、相手のハイビームに怯えながら逃げる運転手。
    実は追っていたのは警告で、後部座席に“別の何か”が潜んでいた──という転落型の恐怖。
    追跡の緊張が、そのまま真相のショックに変わります。
  4. The Licked Hand — 舐める手|英語圏
    夜、安心のしるしとして犬に手を舐めさせて眠る。
    ところが朝、そこにあったのは“別の存在”の合図だった──という静かな破壊力の怪談。
    音も派手さもないのに、背中が冷えるタイプです。
  5. The babysitter and the man upstairs — ベビーシッターと家の中の男|英語圏
    留守番中に繰り返される不気味な電話。「子どもを見た?」という言葉が不安を煽ります。
    外からの脅威だと思っていたものが、実は“家の中”だったと気づく瞬間が核心です。
    家=安全、という前提をひっくり返します。
  6. Bermuda Triangle — バミューダ・トライアングル|大西洋
    船や航空機が不可解に消える海域として語られる、定番の“失踪ミステリー”。
    事故・気象・誤認など現実的な説明があっても、物語としての吸引力が強く残ります。
    「地図にできる怪異」は、想像を止めにくい題材です。
  7. Men in black — 黒服の男たち|英語圏
    UFO目撃者の前に現れ、脅したり口止めしたりする“黒服の男”の噂。
    相手が人間なのか、別の存在なのかが曖昧なまま進むのが不気味さを強めます。
    目撃談が増えるほど、世界観が自己増殖していくタイプです。
  8. Chupacabra — チュパカブラ|中南米
    家畜が襲われ、血を吸われたように見える──そんな噂から広まった怪物譚。
    正体がはっきりしないまま、目撃と推測だけで“像”が固まっていきます。
    怪物の姿よりも、「何かに狙われている」感じが怖さの中心です。
  9. Bigfoot — ビッグフット(サスカッチ)|北米
    森の奥に棲むとされる大型の未確認生物。足跡や目撃談が尽きずに語られます。
    “いる/いない”の境界がはっきりしないまま、物語だけが太っていく存在です。
    自然の深さが、そのまま未知への想像力になります。

未確認生物・怪物にまつわる海外都市伝説

正体がはっきりしないまま、目撃談や噂だけが積み重なってきた存在たち。 「いたかもしれない」「今もどこかにいるかもしれない」という余白が、恐怖と好奇心を長く支えています。

  1. Mothman — モスマン|アメリカ
    赤い目を持つ翼のある人影として語られる怪物。
    大事故や災害の前後に目撃されたという話が多く、不吉な前兆として恐れられます。
    怪物そのものより、「現れるタイミング」が不安を強めます。
  2. Loch Ness Monster — ネッシー|スコットランド
    湖に棲む巨大生物の目撃談から生まれた伝説。
    写真や映像が出ては否定される、その繰り返しがかえって物語を延命させました。
    観光と伝説が結びついた代表例でもあります。
  3. Jersey Devil — ジャージー・デビル|アメリカ
    馬の頭と翼を持つ怪物が森に出没するという噂。
    18世紀の奇形児伝説と結びつき、地域の不安や差別意識も影を落とします。
    歴史と怪物が混ざり合ったタイプの都市伝説です。
  4. Wendigo — ウェンディゴ|北米先住民伝承
    人を喰らうことで怪物になる存在として語られる。
    極限状態の飢えや孤立が、人を“人でなくす”という警告が込められています。
    単なる怪物以上に、心理的な怖さが残ります。
  5. Goatman — ゴートマン|アメリカ
    ヤギと人間が混ざったような怪物の目撃談。
    人気のない橋や森に現れるとされ、肝試しの舞台になりやすい存在です。
    「行ってはいけない場所」を象徴する怪異です。
  6. Yeti — イエティ(雪男)|ヒマラヤ
    雪山に棲むとされる大型の未確認生物。
    登山家や探検家の証言が伝説を補強し続けてきました。
    人の踏み込めない自然が、想像を膨らませます。
  7. Mokele-mbembe — モケーレ・ムベンベ|コンゴ盆地
    川や沼に棲むとされる巨大な水棲の存在。恐竜のように語られることもあり、探検談と結びつきやすい。
    “人が踏み込めない自然”が想像を増幅させるタイプです。
  8. Mongolian Death Worm — モンゴリアン・デス・ワーム(オルゴイ=ホルホイ)|ゴビ砂漠
    砂漠に潜む致死性の怪物として語られる伝説的存在。
    乾いた土地の「見えない恐怖」が核になり、証言だけが積み重なる系の話に向きます。
  9. Fresno Nightcrawler — フレズノ・ナイトクローラー|アメリカ
    “白い脚だけのような存在”が夜に歩くという、映像・目撃談で広がった現代型の怪異。
    正体の掴めなさが強く、ネット怪異寄りの未確認存在として扱いやすい題材です。
  10. Thunderbird — サンダーバード|北米
    空を覆うほど巨大な鳥の目撃談。
    雷や嵐と結びつけられ、自然災害の象徴として語られます。
    空という不可侵領域が、恐怖を拡張します。
  11. Dogman — ドッグマン|北米
    狼の頭を持ち、二足歩行する存在の噂。
    ビッグフットとは異なる“知性”を感じさせる点が不気味です。
    人里近くで語られるほど、現実味が増します。
  12. Lake monsters — 湖の怪物|世界各地
    特定の湖ごとに語られる正体不明の巨大生物。
    深さや濁りといった環境が、想像の余地を残します。
    水面の下が見えないこと自体が恐怖の源です。
  13. Skinwalker — スキンウォーカー|北米先住民伝承
    人や動物の姿に変わる存在として恐れられる。
    「見慣れた姿が信用できなくなる」点が精神的に重く響きます。
    正体不明のまま近づいてくる怖さがあります。
  14. Black Annis — ブラック・アニス|イギリス
    子どもをさらうとされる青黒い顔の怪物。
    しつけや戒めとして語られた側面も強い存在です。
    怖さの裏に、社会的な役割が透けて見えます。

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