縁起のいいもの一覧 207選|飾り・食べ物・厄除け・金運・良縁・文様など

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縁起のいいもの一覧 207選|飾り・食べ物・厄除け・金運・良縁・文様など 伝統・文化
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祝いの道具・所作

扇や祝箸など、ハレの日の振る舞いや場を整えるために用いられてきた道具・所作です。言葉選びや動作にも、縁起を大切にする考え方が表れています。

  1. 扇 — おうぎ
    末広がりの形に、将来が開けていく願いを重ねた縁起物。
  2. 祝箸 — いわいばし
    両端が細い箸。神と人が共に使うという考え方が語られます。
  3. 三三九度 — さんさんくど
    盃を三度ずつ交わす婚礼の所作。固い契りと末永さを象徴します。
  4. 手締め — てじめ
    拍手で場を整え、物事を良い形で締めくくる所作。
  5. 祝酒 — いわいざけ
    神前や祝いの席で供され、清めと祝意を表します。
  6. 紅白幕 — こうはくまく
    場を囲う布。祝いの空間であることを示す視覚的なしるし。
  7. 折形 — おりがた
    和紙を折って贈り物を整える礼法。贈る心を形にします。
  8. 祝い膳 — いわいぜん
    正月や節目に用意される特別な食卓。場を整える意味を持ちます。
  9. 床の間飾り — とこのまかざり
    掛軸や花を整え、祝いの趣を表すしつらえ。
  10. 神前拝礼 — しんぜんはいれい
    二礼二拍手一礼など、作法により敬意と願いを伝えます。
  11. 言祝ぎ — ことほぎ
    言葉で祝意を表す行為。言葉自体に力を託す考え方。
  12. 忌み言葉を避ける — いみことば
    「切る」「終わる」などを避け、場の流れを整える配慮。
  13. 初詣 — はつもうで
    新年最初に神社や寺へ参拝し、一年の無事と願いを託す年中行事。
  14. 蝶結び(花結び) — ちょうむすび
    ほどいて結び直せる形から、何度あっても嬉しい祝い事に用いられます。
  15. 袱紗 — ふくさ
    祝儀袋を包んで持参するための布。折り方にも慶弔の作法があります。
  16. 風呂敷包み — ふろしきづつみ
    贈り物を布で包む所作。品物を丁寧に扱う心遣いが表れます。
  17. 懐紙 — かいし
    茶の湯や和食の席で用いられる紙。口元を押さえる、取り分けるなどの所作に使われます。
  18. 折敷 — おしき
    食器を載せる膳の一種。懐石などで用いられ、席の格を整える道具です。
  19. 手水 — ちょうず
    参拝前に手と口を清める所作。身を整えて神前に向かう準備とされます。

吉兆のシンボル

自然や形、光のイメージに、良い兆しや前向きな流れを見いだしてきた象徴です。古くから縁起物や吉祥文様として扱われてきた、根拠のある存在を中心に挙げています。

  1. 初日の出 — はつひので
    新年最初に昇る太陽。年神を迎え、新しい一年の始まりと無事を祈る象徴。
  2. 富士山 — ふじさん
    日本一高い山として崇敬され、初夢の吉例にも数えられる成功と吉兆の象徴。
  3. 虹 — にじ
    雨の後に現れる光の現象。物事の好転や吉報の前触れとして受け取られてきた存在。
  4. 日輪 — にちりん
    太陽を表す意匠。生命力や再生を象徴し、神聖な力の表現として用いられる。
  5. 瑞雲 — ずいうん
    吉事の前兆として現れるとされる、めでたい雲。吉祥文様の代表的存在。
  6. 如意宝珠 — にょいほうじゅ
    願いをかなえる霊珠として描かれる仏教由来の吉祥モチーフ。
  7. 朝日 — あさひ
    夜を越えて昇る光。再生や前進の象徴として親しまれてきた存在。
  8. 星 — ほし
    夜空に輝く導きの光。希望や進むべき道を示す象徴。
  9. 風 — かぜ
    流れを運び、変化をもたらす存在。転機や新しい兆しを象徴する。
  10. 雲気 — うんき
    雲の立ちのぼる気配を表す語。吉兆や瑞祥の現れとして描かれる。
  11. 鹿の子 — かのこ
    子鹿の斑点に見立てた文様。愛らしさと吉祥性を併せ持つ意匠。
  12. 末広 — すえひろ
    扇を表す言葉。先に向かって広がる形に、将来の発展を重ねる。

 縁起物は「願い」を形にして暮らしに置くもの

縁起物は、幸運を強く引き寄せるための道具というより、気持ちを前へ向けるための目印に近い存在です。
厄除けで身を守り、金運や商売繁盛で日々を支え、良縁や家庭円満でつながりを育て、健康長寿の象徴でこれからを思う。吉祥文様や動植物の意匠は、言葉にしにくい願いを静かに映し出してきました。

難しく考える必要はありません。家に置く、身につける、贈る、飾る。
いちばん自然に続けられる形でひとつ取り入れるだけでも、暮らしの輪郭が少し整っていくことがあります。

 

FAQ よくある質問

縁起のいいものにはどんな種類がありますか?

縁起のいいものには、飾りや置物、食べ物、神仏や守り、動植物の象徴、文様や所作などがあります。 たとえば、厄除けには破魔矢やお守り、金運には招き猫や熊手、健康長寿には鶴亀や南天、良縁には水引や結びの意匠などが知られています。いずれも「こうありたい」という願いを形にしたものです。

縁起物とは何ですか?どんな意味がありますか?

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