有名なUMA 62種類 一覧|世界の未確認生物を紹介

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有名なUMA 62種類 一覧|世界の未確認生物を紹介 神話・伝説
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世界には、科学ではまだ説明しきれない“謎の生物=UMA(未確認生物)”が数多く報告されています。
本記事では、海外で有名なビッグフットやネッシー、日本のツチノコやヒバゴンなど、世界中で語り継がれるUMAを一覧でわかりやすく紹介します。

UMAは単なるロマンではなく、その土地の自然環境や文化、古くからの伝承を知る手がかりにもなる存在です。
この一覧を通して、あなたの心をくすぐる“まだ名前のついていない世界の謎”に出会ってみてください。

 

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A. 陸生UMA(Land Cryptids)

 

1. 類人猿・ヒト型

 

ビッグフット(Bigfoot / Sasquatch)[北米]

北米で最も広く知られる大型ヒト型UMA。19世紀以降、アメリカ・カナダの森林地帯で多数の目撃例が報告されている。1967年の「パターソン・ギムリン・フィルム」は最も有名な映像記録で、専門家の間でも“本物/偽造”の議論が続いている。巨大な足跡、音声記録、目撃証言など資料は多いが、決定的な生体証拠は見つかっていない。

イエティ(Yeti / Abominable Snowman)[ヒマラヤ]

ネパールやチベットに古くから伝わる“雪男”の伝承に基づくUMA。20世紀の探検隊による足跡発見、写真記録、証言が複数残る。僧院に保管されていた「イエティの頭皮・手」とされた遺物は、その後の分析でクマなど既知動物のものと判明した。しかし、ヒマラヤ地域では現在も目撃談が続いており、存在の可否は決着していない。

オラン・ペンデク(Orang Pendek)[インドネシア・スマトラ島]

スマトラ島で伝えられる小柄なヒト型UMA。身長は約1m、短い毛、幅広の足跡が特徴。英国の調査隊(オックスフォード大学を含む)やBBCが探索を行い、毛髪・足跡・目撃証言が収集された。DNA分析で未知霊長類の可能性が示唆された例もあるが、決定的証拠には至っていない。

ヨーウィー(Yowie)[オーストラリア]

アボリジニの伝承に登場する大型のヒト型類似生物。近代に入ってからもオーストラリア東部を中心に目撃報告が続いている。体長は2m前後とされ、全身が長い毛に覆われているとの証言が多い。警察への通報や新聞記事の記録もあり、オーストラリアでは最も調査対象として認知度の高いUMAの一つ。

イエレン(Yeren / Chinese Wildman)[中国・湖北省など]

中国で「野人」と呼ばれるUMA。古文献にも記述が残り、20世紀には中国政府が複数回の大規模調査を実施している。赤毛や黒毛とされる複数タイプの目撃が報告されており、足跡や毛のサンプルも採取された。一部はクマやサルと一致したが、全てが説明されているわけではなく、議論が続いている。

グラスマン(Grassman)[アメリカ・オハイオ州]

オハイオ州で報告される大型ヒト型UMA。19世紀から記録が残り、近年では住宅地での目撃報告も増加している。草を束ねた巣状の構造物が発見されることから“Grassman”と呼ばれる。ビッグフットの地域変種とみなされることも多い。

アルマス(Almas)[中央アジア・コーカサス地方]

モンゴル・ロシア・カザフスタンなどで語られるヒト型UMA。外見は人間により近いとされ、現地の伝承や19世紀探検家の記録にも複数の目撃例が記されている。“古人類の生き残り”説が最も有名だが、生体証拠は確認されていない。

スカンクエイプ(Skunk Ape)[アメリカ・フロリダ州]

フロリダの湿地帯で報告されるヒト型UMA。名前は“強烈な悪臭(Skunk)”から付けられた。1970年代に目撃と通報が多数寄せられ、写真・映像も残る。体形や動きがクマでは説明しにくいとする研究者もいるが、正体は未解明。

 

2. 四足獣型(大型獣)

 

チュパカブラ(Chupacabra)[中南米]

1990年代、プエルトリコでの家畜被害をきっかけに世界的に知られるようになったUMA。家畜の血を吸い尽くすという報告が特徴で、その後メキシコ・米国南部にも目撃例が拡大した。背中のトゲや細長い体といった描写も多いが、写真に写る個体の多くは「疥癬に罹患したコヨーテ・イヌ科動物」と判定された。ただし、すべての目撃例が説明されたわけではなく、都市伝説的要素も含んで議論が続いている。

ビースト・オブ・ボーディン(Beast of Bodmin)[イギリス・コーンウォール]

1980年代以降、イギリス南西部で相次いだ“巨大黒猫”の目撃と家畜被害から広まったUMA。多くの証言と足跡が報告され、英国環境相が調査団を派遣した事例もあった。公式調査では“野生化した大型ネコの可能性が高い”とされたが、英国に本来大型ネコは生息しておらず、正体は未解明のまま。

ビースト・オブ・ジェヴォーダン(Beast of Gévaudan)[フランス]

18世紀のフランス南部で、数年にわたり多くの人命を奪ったとされる謎の四足獣。記録には「狼ではない」「非常に大きい」といった証言が残る。数頭討伐されたものの、真相は確定していない。歴史的事件としても研究対象になっている、実在“した可能性が高い”UMA。

モケーレ・ムベンベ(Mokele-Mbembe)[アフリカ・コンゴ]

コンゴ川流域で“恐竜に似た巨大生物”が棲むという現地伝承に基づくUMA。20世紀以降、複数の探険家や調査隊が探索を行い、大きな足跡・不明生物の水中痕跡などの報告が残る。実在は確認されていないが、ネッシーと並び世界的に有名な未確認生物の代表例。

エイリアン・ビッグキャット(Alien Big Cats / ABC)[世界各地]

“生息が確認されていない地域で報告される大型ネコ”の総称。特に英国やオーストラリアでは黒豹・ピューマのような影が走る姿が繰り返し通報され、写真・映像も多数存在する。違法飼育動物の逃亡説が有力だが、すべてを説明できているわけではない。

デビル・モンキー(Devil Monkey)[アメリカ]

1950年代以降、アメリカ南部からアパラチア地域にかけて報告される四足獣型のUMA。大きく跳躍し、赤い目を持ち、犬とは異なる動きをするという証言が多い。新聞記事に記録が残るケースもあるが、正体不明のまま。

シュンカ・ワラキン(Shunka Warak’in)[アメリカ・モンタナ州]

19世紀から伝わる“狼とハイエナの中間のような獣”のUMA。射殺されたとされる個体がミイラ化して保管されており、近年 DNA 検査が行われたが、既知動物との完全一致は確認できなかったとされる。アメリカの民俗・UMA研究で重要な存在。

オハイオ・ドッグマン(Ohio Dogman)[アメリカ・中西部]

犬に似た四足獣が高速で走る姿が報告されるUMA。警官・ハンターの証言もあり、体長や挙動が“普通の犬では説明しにくい”とされるケースがある。狼男伝承とは別に、現代のUMAとして扱われている。

 

3. 未確認猫科・犬科

 

テキサス・ブルー・ドッグ(Texas Blue Dog)[アメリカ・テキサス州]

青みがかった皮膚・薄い体毛が特徴の犬型UMA。道路で轢かれた個体が複数回報道され、DNA分析が行われた例もある。多くはコヨーテの変異個体や疥癬に罹患した動物と判定されたが、一部で“既知種と一致しない特徴がある”と指摘されている。チュパカブラとの混同が頻発する。

ミズーリ・モンスター(MOMO / Missouri Monster)[アメリカ]

1970年代にミズーリ州で集中的に目撃されたUMA。犬と猿の中間のような姿とされるが、証言は一定していない。警察記録には“通常の動物では説明しにくい足跡”が残されており、複数の家族が同時期に目撃を報告したことで有名になった。

ブラック・ショック(Black Shuck)[イギリス]

中世から伝わる黒い大型犬の伝承が有名だが、近代以降も“実体のある大型黒犬の目撃”として複数の記録が残る。複数の村で同じ特徴が報告されており、新聞記事として記録されている例もある。超自然的存在としての伝説と、未知の犬科動物としての解釈が併存する稀有なUMA。

 

B. 水棲・湖沼UMA(Aquatic Cryptids)

 

1. 湖の怪物・ネッシー系

 

ネッシー(Nessie / Loch Ness Monster)[スコットランド・ネス湖]

世界で最も有名な湖の怪物。1933年以降、長い首を持つ生物の目撃が多発し、新聞報道によって世界的なUMAとなった。複数の写真・ソナー記録・映像が残り、BBCや大学の調査チームが水中調査を実施。近年の環境DNA調査では“爬虫類の存在は確認されず”、大型ウナギ説など複数の仮説が並存している。

チャンプ(Champ)[アメリカ・シャンプレーン湖]

19世紀から新聞記事に登場する“アメリカのネッシー”。長く湾曲した胴体を見たという証言が多い。1977年の“マンシー写真”が特に有名で、画像解析では「加工痕なし」と判定された。現在も目撃は継続し、地元政府が伝承として認知している。

オゴポゴ(Ogopogo)[カナダ・オカナガン湖]

先住民伝承に登場する古い湖の怪物。20世紀以降の観光客による映像や写真が多数残り、テレビ局が分析を行ったこともある。湖底調査が行われるなど、公的調査の歴史もある。

セルマ(Selma)[ノルウェー・セルヨード湖]

19世紀から続く北欧の湖の怪物伝承。1880年代に新聞で広く報道され、1950~1980年代には観光客によって複数の写真・映像が撮影された。ノルウェー政府観光局が公式に伝承として紹介している。

マニポゴ(Manipogo)[カナダ・マニトバ湖]

20世紀以降、湖面をうねる大型生物として目撃されるUMA。大学や研究者の調査記録も残り、地域文化として“マニポゴ祭”が開催されているほど住民に親しまれている。

ブロスノ・ドラゴン(Brosnie / Brosno Dragon)[ロシア・ブロスノ湖]

ロシアで数百年前から語られる湖の怪物。“巨大な影が軍の進軍を妨げた”などの逸話も記録されており、漁師や軍人の目撃談が多い。近年も写真やソナー映像が報告されるが、正体は特定されていない。

 

2. 海の怪物・深海生物

 

クラーケン(Kraken)[北欧海域]

北欧のサガや13世紀の文献『スノッリのエッダ』などに登場する巨大頭足類の怪物。18〜19世紀の航海記録には“非常に大きなイカが船に触腕を伸ばした”という報告が複数残る。19世紀後半に実在するダイオウイカが科学的に確認され、クラーケン伝承の一部は巨大イカの目撃に由来する可能性が高いと考えられている。

シーサーペント(Sea Serpent / 海蛇)[世界の外洋]

18〜19世紀に世界各地の船乗り・軍艦クルーが報告した長大な蛇状の海生生物。特に1848年、イギリス海軍《デーダルス号》が“20m級の蛇状生物”を公式報告書に記録した件が有名。複数の将校が証言しており、UMA史上もっとも信頼度が高い海生生物目撃例のひとつとされる。

トランコ(Trunko)[南アフリカ]

1924年、南アフリカの海岸に漂着したとされる“毛の生えた巨大な死骸”に関するニュース報道から知られるUMA。新聞写真が残るものの、当時の検証は不十分で、後年になって“クジラの脂肪組織が波に揉まれて毛状になったもの”という説が有力視されている。ただし写真からの完全な特定には至っていない。

ニンゲン(Ningen)[南極海域(伝聞)]

2000年代に日本のネット掲示板などで広まった“全身白色の巨大人型海生生物”。出所の明確な公的記録は存在せず、海上保安庁や研究者の公式証言も確認されていない。写真・映像として流布しているものは、氷塊・クジラ・加工画像の誤認が指摘されているため、科学的な未確認生物というより 都市伝説的UMA として扱われている。

キャディ/ カドボロサウルス(Caddy / Cadborosaurus)[カナダ・カドボロ湾〜沿岸]

20世紀初頭から知られる長体の海蛇型UMA。湾だけでなく河川や湖でも報告される。1930年代には“死骸とされるもの”が報じられ、生物学者が未知の海棲爬虫類の可能性を論じた歴史を持つ。現在も複数の映像・写真が存在する。

メガロドン未確認個体(Megalodon Sightings)[外洋]

数百万年前に絶滅したとされる巨大サメ“メガロドン”に関連する目撃・噂。20世紀以降、漁師や航海者が“異常に大きなサメ影”を見たと証言した例はあるが、科学界では現存を否定するのが主流。海底ケーブルの損傷例などが言及されることもあるが、メガロドンのものと証明された事例はない。

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