レターサイズとは?
日本では印刷などに使う用紙としてA4サイズが一般的ですが、アメリカやカナダなどでは用紙の標準サイズは「レターサイズ」といわれるものです。
レターサイズは 8.5inch × 11.0inch (216mm×279mm)
A4サイズは 210mm × 297mm
レターサイズは、A4サイズに比べ、少し 縦が短いサイズになっています。
北米ではこのレターサイズが一般的です。
比較すると以下のようになります。
レターサイズ(英語:letter size)は、アメリカ合衆国で規格化されて北米(アメリカ・カナダ・メキシコ)で使われている紙の寸法です。
日本では国際判と呼ぶこともありますが、レターサイズは国際基準規格ではありません。 世界各国で主に使われているのはISO 216で規定されたA列で、A1、A2、A3、A4‥のように日本で使われているサイズです。
A4用紙とレターサイズ用紙を重ねてみると以下のようになります。
A4サイズとレターサイズ比較図
アメリカでは書類のほとんどがレターサイズで作成されており、コピー機やファックスにはレターサイズの紙がセットされています。
ですので、アメリカで発行された資料や広報誌、会社案内、冊子などは、A4ではなくレターサイズです。
また、アメリカ合衆国で実際に使われている用紙には、1枚1枚にウォーターマークといわれる製紙メーカーの透かしが入っているものもあります。
リーガルサイズとは?
もうひとつ、アメリカには「Legal」リーガルサイズ、というものもあります。横幅はレターサイズと同じですが、縦に少し長いサイズの用紙で、契約文書や法的文書に使われるています。
レター (letter) (欧米の便箋のサイズ) | 215.9×279.4 |
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リーガル (legal) (アメリカ政府公文書のサイズ) | 215.9×355.6 |
以下がA4用紙サイズ・レターサイズ・リーガルサイズを比較した図です。
リーガルサイズ(legal size、LGL)は、8½in×14in = 215.9mm×355.6mmで、レターサイズと同じ幅で、縦に27%長くなっています。
重ねてみると以下のようになります。
A4サイズ・レターサイズ・リーガルサイズ 比較図
以上、『A4用紙とレターサイズ』について紹介しました。
A4用紙とレターサイズは 少ししか差がありませんが、リーガルサイズはだいぶ長いように感じます。 レターサイズもリーガルサイズもアメリカ・カナダ・メキシコなどアメリカと関わりの強い国の規定サイズで、標準の規格は、日本やヨーロッパで使われているA列といわれるものです。
アメリカでは、単位もmm:ミリメートルではなくinch:インチを使用しています。これもアメリカ圏が主に使用する単位系です。
自宅やオフィスのプリンターを使って印刷するときに用紙を選択することがあると思います。
日本では大抵の場合A4、B5などの用紙設定だけなので それほど気にしないかもしれませんが、用紙設定のリストにも しっかりレターサイズ、リーガルサイズの項目があります。
気になる方はチェックしてみてください。
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