『校庭のおっさん』など短編3話【時空のおっさんシリーズ】洒落怖名作まとめ

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『校庭のおっさん』など短編3話【時空のおっさんシリーズ】洒落怖名作まとめ 不思議な話
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校庭のおっさん

 

怖い話しかどうかわかんないけどさ、日中、学校の授業中に余分に数分?過ごした事あるよ。
その当時中学生で、前日遅くまでゲームやってたのね。
んで案の定授業中にすごく眠くなってしまったのよ。
んでうとうとしてたんだけどそこで急に、
「****!この問題やってもらおうか。」
的な事を言われて前に出させられたんだよ。
んで黒板の前に立つんだけど、わかんないし寝ぼけてるしでぼーっとしてんのね。
んで恥ずかしいけどあやまってしまおうと思ってさ、「すいませんわかんないっす。」
て言いながら横に立ってる教師の方見たんだ。
けど…。

いねえんだよ。誰も。教室にも誰もいないの。
しーんとしちゃってさ。どこからも音が聞こえないの。

なんかその瞬間日常ではありえない感覚がしてさ。
恐怖に近いんだけどちょっと違う。
持ちきれない違和感って言うのかな。
違和感に押しつぶされる感じですごい気分悪くなった。

 

んでとりあえず窓から校庭を見たんだ。体育だったのかな?って思って。
そしたらおっさんが校庭の真ん中でなにかしら作業してんのね。
何してるのかな?って思った瞬間、おっさんがこっちに気づいてすごい不思議そうな顔で見たんだ。
次の瞬間おっさん慌てて上着のポケットに手入れたの。

覚えてるのはそこまで。気づいたら俺自分の席に座ってた。
んでさっきと全く同じ様に当てられて前に出ろって言われるんだけど、また消えるんじゃないかってすごい不安でさ、
真剣に、
「いや、僕いいです。いいです。」
て言った。めちゃくちゃ笑われたんだけどこっちは泣きそうだった。
んであまりに真剣だったからか、その後保健室連れてかれたな。

今でも不思議だなぁって思うんだけど、一番違和感があるのが、おっさんが驚いたのも不思議そうにしたのも覚えてるんだけど、おっさんの顔も服装も全く思い出せないって事なんだよなぁ。

 

 

校庭のおっさん2

 

俺は学校にいたときじゃなく家で寝てるときだ。
当時実家暮しで、自室が二階、トイレが一階にあった。
夜中に用を足そうと階段を降りるているときに耳鳴りがした。
そして立ちくらみ?の様になって階段にへたりこんだ瞬間小学校の校庭に座ってた。
でも不思議だとか恐いという感覚はなく自然にそこにいた。
校庭に人気はなく、そこが不思議に思えた。

 

 

こっちくんな

 

一年前大会前の大事な部活の練習がある日に寝坊してしまった。急いで学校行ったら人のいる気配がなくて、部室にいるのかなと思って庭の方に行こうとした。
すると人がいて慌てたように「こっちに来るな!」って言われた。俺は立ち止まって困ってたらその人が「よし」とか一人言いってて、その瞬間風景がぐにゃぐにゃ歪んで目の前真っ暗になってその場で倒れた。
気付いたらベッドの上。夢かと思ったけど不思議なのは俺は毎日必ず夜11時半に寝るのに、起きた時間が11時11分だったこと。結局翌日練習には遅刻もせず間に合った。

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