本当にあった不思議な話『甲冑つけた人』など 短編5話【5】まとめ

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本当にあった不思議な話『甲冑つけた人』など 短編5話【5】まとめ 不思議な話
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不思議な話・体験談 短編5話【5】

 

 

知らないはずのフランス語が

ここ2年間の記憶がなくて、東京に住んでたはずなのに今フランスに住んでいる。
しかも同性愛じゃなかったのに同性のパートナーがいる。

フランス語なんて全然わからなかったのに通りで人が何しゃべってるかがわかる
(うまくはしゃべれないが文法とか単語の知識がある)

この状況に気づいたのが一ヶ月前。
2年間の間にどうやって生きてきたのか何で記憶も意識もないのかもわからない。。
目が覚めたかのような感覚とともに意識がはっきりしたら知らないところにいた
今のアパートなんだけど。。

多重人格?なんでフランス?早く帰りたい。

 

 

死んじゃったのかぁとか思ってると

塾の先生に聞いた話。

その先生、一年前に事故で意識不明の重態になったらしい。
で、その意識不明だった時に見た夢(?)の話をしてくれた。

気がつくと、景色の綺麗な所にいたらしい。
花が咲いてて川が流れてる。
三途の川のイメージそのまんまだったそうだ。
ああ、死んじゃったのかぁとか思ってると、ちょっとおかしい事に気づいたそうだ。

綺麗に並んだ行列が何列もあったらしい。
先生もそのうちの一つに並んでいたそうだ。
徐々に列が進んで行って、先頭に近くなるにつれ、皆が何に並んでいたかわかってきた。
何か窓口みたいな物がずらっとあったらしい。
遊園地とか、駅の発券所みたいなものを想像するとわかりやすいかもしれない。
それと改札(?)みたいなのもそれぞれの窓口の隣にあったらしい。
そんで、とうとう先生の番になった。

窓口を覗き込むと、先生の死んだ叔母さんがいたらしい。
向こうも先生に気づいたようで、「あんた今何やってんのよ!」みたいな感じで近況を聞かれたそうだ。
その質問に答えつつ、叔母にも何をしてるのかと尋ねると、
「あたしはまだ年が足りてないからここで働かなくちゃいけないんだよ」と言われたそうだ。
「おじいちゃん達は、あっちで静かに暮らしてるんだけどねえ」と川の向こうの山(?)を指差して言ったらしい。
その後、軽く世間話した後、挨拶して改札を通ろうとしたら、叔母さんに
「あんたはまだだめだよ」と言って止められたそうだ。
で、そこで目が覚めたと。

マジで臨死体験したのか、ただの夢だったのかはわからないが、夢がなさすぎると先生は笑って言ってました。
皆、あの世でも働かなくっちゃいけないらしいよ。

 

 

ピョンピョンと跳ねる小人

今日大学から帰る途中、うちの近くで小学生の子供らが7、8人ドブの前でワイワイやってた。
その内の一人がオレの弟で、「どうしたー?」と声をかけてみると、
「今ね!小人がいたんだ!捕まえたんだけど、ドブに逃げられたんだ!お兄ちゃん捕まえてよ!」
なんて言われた。
「アホか」と思ったが、子どもたち全員異様に興奮してて、目がギラギラしていた。
よく話を聞くと、全員がギャーギャー話始めた(実際に聞いた話を忠実に書きます)。

遊びながら下校中、一人が道をピョンピョンと跳ねるように歩いてる小人を見つけたらしい。
小人は俺のiPhoneくらいの背丈で、二本の手足にツルツルした黄土色(うんこ色とも言っていた)をしており、黒のヘルメットのようなものを被っており、それ以外は身につけてなく、裸のようだった。
ピョンピョン跳ねているが遅かったとか。
みんなで捕まえようとそうっと近づいたが、突然振り向かれ気が付かれた。
顔は割と大きく、目はピーナッツのような形で大きく、鼻はなく、口は小さく、歯はまばら。
ワッと皆で取り囲み、一人が手掴みで捕まえたが、爪か何かで引っ掻かれ、離してしまった(確認したら、その子の指に小さな傷が残っていた)。
非常に小さい声だったが、「@\>#$%&!!!」と何か怒鳴っていた(子供らは真似していたが、オレには表現出来ない)。
さらに追いかけたが、ドブの隙間に逃げ込み、棒で探っていたところオレが通りかかったらしい。
オレは子供らに「捕まえてよ!」と懇願されたが、何かできるはずもなく、しばらくして子供らは解散してしまった。
弟は家に帰っても興奮が冷めず、話疲れて寝るまでずっと小人の話を続けた。

ネズミかなんかを見間違えたならいいのだが、そうじゃなかったら・・・
あいつらが見たのは一体なんだろう?
にわかには信じられないあたりで、オレも年とったのかな、なんて思って少し凹んだ。

 

甲冑つけた人

おじいちゃんネタを。
随分昔のおじいちゃんだけど。

自分、子供の頃はすごく病弱だった。
しょっちゅう寝込んで、幼稚園の頃、風邪をひどくこじらせた。
寝ながら夢を見たんだけど。

どこかの河原(石がゴロゴロ転がっている)でぽつんと1人で立ってる。
何かヒマだな、寒いな…なんて思ってたら、どこからともなくガチャガチャ音が。
見回すと、甲冑つけた人が三人、こちらに歩いて来ていた。
三人は自分の前にドカッとあぐらをかくと
「○○(自分の事ね)、何をしておる?」
何と言っても幼稚園児の事、文脈がわからなくて「何をしている」→「幼稚園で何をしている」と脳内変換。
その時運動会で披露する予定だった踊りを披露した。元気いっぱい。
最初は露骨に戸惑った感じだった甲冑三人も、1曲踊り終わる頃には和んだらしく
「他にも何か見せてもらえないか」なんてリクエストしてきた。
自分もテンション高くありったけのレパートリーを踊った…
夢の中だというのに妙にリアルで石に足をとられて転んだりしつつ。
レパートリーが尽きかけた頃、それまでヤンヤ、ヤンヤと手拍子していた三人がむっつりしていることに気付いた。
それに、三人で何事か話している。
時々、気まずそうにこちらを見ながら。
何となく妙な雰囲気だなぁと踊りやめてぼーっと三人を見ていると、
どうやら話がまとまったらしく
「○○、数は幾つまで数えられる?」と聞いてきたので
元気いっぱい「ひゃく!!」と答えておいた。
三人はうなずくと「では○○。またいづれ。」と順番に自分の頭を撫でて去っていった。

当時は不思議な夢を見たなぁ位にしか思ってなかったけど、成長するにつれ何となく状況が理解できた気がする。
河原→賽の河原  甲冑三人→恐らく御先祖(土着一族なんで、戦に参加したのもいた)
不思議とはっきり覚えていた甲冑の家紋は、もう断絶した本家のものだったと大人になってから知った。

きっと、あの晩自分は死ぬ筈だった。
三人もそのつもりで迎えに来たけど、
いたいけな園児のワンマンショーに世代を超えた「祖父バカ」が発動…見逃してくれたのでは。
どんなに世代を超えてても、【孫】はかわいいもんなんだなw

 

 

妖精でしょうか?

すごく不思議な体験をしたことがあります。実話です。

三年前の夏の夜、京都の宝ヶ池公園という場所で、当時のバイト仲間たちと飲み会をしていたんです。

イイ感じに酔っ払った私は、友達のバイクを借りて無免許なのに池のまわりをぐるぐる走ってました。
すると、ふとした拍子に道からそれて林の中に紛れ込んでしまったのです。
足場が悪く、道らしい道もなくなり、私は転倒してしまいました。
ふくらはぎをマフラーで火傷し、ひざからはたくさん血が出ていました。
まわりは一面 木、木、木。
やっとバイクを起こして、エンジンをかけようとしてもなかなかかかりません。
ひとりだし、怪我してるし、友達のバイクは壊れてしまったし、ここがどこかわからず、
ひどく遠いところに来てしまったようだし、もう泣きそうな時に彼があらわれたのです。

上半身を赤い縄で亀甲縛りにした、はげのおじさんが。
どこからともなくスタスタと駈け寄ってきて、
「大丈夫か?」と声をかけてきました。

わたしは最初、ジョギングの人かと思ったのだけれど、そんな森の中、亀甲縛りで走ってるなんてあきらかにおかしいです。
わたしはひたすらうなずいて、強気に「大丈夫!」と言いました。
すると彼は「そうか、」と走り去りました。

混乱した私は、そこからはもう根性で、バイクはおいて一人でひたすら歩き、林を出て道路沿いのプールバーまでたどりつき、そこの従業員のお兄さんがたに助けを求めて、車でみんなのところまで連れて行ってもらいました。

不可解な出来事でした。
妖精でしょうか?

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