『三つの神社クビになった神職』 – 本当にあった不思議な話・怖い話

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『三つの神社クビになった神職』 - 本当にあった不思議な話・怖い話 不思議な話
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近所の人の話では
ここの奥さんが死んだのは一週間前。三十前半の女性。
旦那とは離婚はしてないが別居中。女を作って家を出たという。
死んだのを発見したのは隣の人。奇声と物音がした為、見にいったら死んでいた。
死因は脳梗塞という。
ここ最近夜な夜な何度か姿を確認されており、異常な笑顔で歩いてたという。
元々は社交的で可愛い若妻という感じだったらしい。
たしかに写真だと美人でちょっと一目惚れしそうになった。

 

次の日Bさんが出社していた。
Bさんの命令でいろいろ動いていたがいざ側にいると力強かった。
Bさんに今日社務上がったら一緒に旦那のところに行こう。もしかしたらもう…と言われてビビるも行かないと話は進まないと説得され行くことにした。
旦那は隣の市にいることが遺品から分かってた為、車で出かけた。
いざ旦那の家にいくと人気がない。
Bさんがもう遅かったね、と言い近所の人の話を聞き伺うと3日前に愛人と一緒に練炭自殺したことがわかった。

 

もう打つ手立てがないとBさんと悩んだ結果
夜叉を祓うしかないということになった。
怨念が一番残っている木でお祓いをして木を切ることになった。
手順は普通の清祓と一緒。
最後に木を切り落として終わりとするらしい。
斎主はBさんで僕は副斎主、もし自分が倒れてもお前が斎主として続けろ、お前が倒れても俺が続けると約束した。
心配は無意味で意外にあっさり終わった。
そしてチェーンソーで木を切る時不思議なことが起こった。
木を切ろうとするとうまく木に当たらない。どっちかというと滑るって感じかな。
Bさんが行なっていたのだが下手だなこの人と思って僕やりますよと代わってやってもうまく行かない。
やはり滑るようにしてうまく木に入らないのだ。

やっとの思いで木にチェンソーが当たると…
アァァァアアァァアァアアアアア!!!!と耳を切り裂くような叫び声が皆の耳に聞こえた。
これは参列していた氏子の方もらしい。
全て切り終わるとその声は止んだ。
Bさん曰く木自体が怨念の積み重ねにより力を持ち怨念を放出する側になってるのでは、と。
そして放出することで人間に悪影響を与えまた丑三つ参りをする人間を作ったのではということだった。

 

結果木がなくなったことでいわゆる曰くつき案件がなくなり
僕とBさんは気味悪がられるだけでいる意味がなくなったので周りとの折り合いがつかず
挙げ句の果てに宮司さんにも見放され干されるという形でクビになりました^ ^

でも強いていうと鳥居外の夜叉のような物は薄れかかりモヤのようになっていますがまだいます^ ^

 

大体三社でのクビの理由はこれで終わりです!
読んでくれた方ありがとうございました!

今は四社目で平和に暮らしてるつもりです。
また何があるか分からないけど!

もちろん幽霊は悪いのばかりではありません!
助けられた経験もありますし、幽霊がいたからこそ三社目は自分が輝ける場所になりました。
釣りだと思う方は思われて構いません。
ただ自分では理解できないこと、それは人生で一回は必ず起こると思います。
その時は心して臨んでくださいね^ ^

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