『お稲荷さん・お狐様にまつわる不思議な話』|奇妙な体験まとめ

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『お稲荷さん・お狐様にまつわる不思議な話』|不思議な話・奇妙な体験まとめ 不思議な話
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稲荷の神使が赤と青の炎で焼き払ってくれた

 

うちは親父が自営業者だから、毎年豊川稲荷までお参りしに行くんだわ。
中学んとき、担任が寺の息子だったんだけど、なにか見えてたのか
「お前ん家、お稲荷さんに世話んなってるのか」って言われた事がある。
初対面でなんか視線が動く人だな…って思ってたらその一言。吃驚したよ。
あのとき、先生にはなにが見えてたんだろうなあ…。
その豊川稲荷の神使さんに、俺の双子の片割れは助けてもらったらしい。

借りた部屋が悪かったのか、兄弟三人(年子の兄貴に、双子の俺・弟)で、仲良く”怖いもの”に襲われてた。
ある日の真夜中、俺はぼんやり目が覚めた。
そしたらさ、隣で寝てた弟がむくりと起き上がって、ベランダの戸をカリカリ引っ掻くの。
しきりに、行かなきゃ…行かなきゃ…ってブツブツ呟いてた。
ゾッとして、一気に目が覚めた。まさに冷水を浴びせられた気分。
声かけたら、弟は、今度は玄関へ歩き出した。あっちから行こう…って。
弟がなにかに取り憑かれてる!

俺は慌てて飛び起き、弟の肩を掴んで、名前を叫んだ。
そしたら弟は、パッと目を覚まして、布団に戻って寝ちまった。
後日弟に問いただすと、夢の中で弟の姿をしたなにかが襲いかかってきて、気がついたら体の自由を奪われてたんだと。
俺に肩掴まれて、はっと目が覚めたらしい。
直ぐに寝たんだけど、もう一人の自分はまた襲いかかってきた。
そのとき、狩衣?袴?姿のお稲荷さんが現れて、もう一人の弟モドキを焼き払ってくれたらしい。
一読すると夢遊病だけど、あんなことあったの、あのときぐらいだわ。
そんなわけで、豊川稲荷のお稲荷さんに助けられた話でした。

 

□ □ □

 

本人に問いただした。
弟によれば、その人が出てきた瞬間、(豊川稲荷のお稲荷さんだ)ってわかったらしい。
狩衣姿の、精悍な男だったんだと。
お稲荷さんは口から赤い炎を吹いたんだけど、もう一人の弟はウゴウゴしながら弟の足を掴んで、弟は必氏になって黒焦げのそいつを蹴っ飛ばしたんだと。でもなかなか離れない。
それをみてとるや、お稲荷さんは、今度は真っ青な炎を吹いてもう一人の弟を塵にしたって。

その話を聞いた俺は、去年の初詣にはあそこの稲荷横丁にたっぷり落としてきた。

それから、また話は変わるけど。
豊川稲荷の本殿の隣にある、100円のおみくじ。
あれ、めちゃめちゃ当たらない?
ほぼ予言のようになっててワロタwwwwワロタ……

豊川稲荷のあの雰囲気、すごく安心する。
たしかに、あそこには沢山いそうだよね、神使たち。

 

夜に肝試しで怖い噂のある神社に行った

 

私のバイト先の先輩が体験した稲荷に関する体験。

その人が中学生の時体験した話
通ってる中学が愛知県の豊川稲荷の近くにあったそうな
自分、岐阜出身だから詳しくは知らないけど、何体もの稲荷の像があって
悪さをして封印されたのが一匹、それらに取り囲まれてる場所、みたいな事を言ってた

その人が友人二人連れだってそこへ肝試しに行こうという話になった
特に心霊スポットってわけでもないが「夜の神社って不気味じゃね?行こうよ」
といった厨房特有の軽いノリ

で、その夜3人で集まり神社へ向かった
懐中電灯を持って特に何するとなくただ単にふらふらしてただけで
うわーやっぱ不気味だなぁとは思ったけど別段何も起こらなかった
でも突然、友人の片方が「うわぁあああああああああ!!」と大声を出し、逃げ出したんだと
そうなると自分は恐いものを見てなくても恐くなってくる
先輩も友人の片割れもそいつを追うように全力疾走で逃げた

2人で逃げ出した奴に一体どうしたんだと半ばキレ気味で問い詰めると
「よくわかんないけどお前の目、なんか真っ赤に光っててさ・・・滅茶苦茶怖かったんだよ!」
って言ったんだが先輩自身何も感じてないし友人も首をかしげてそんな事はなかったと言う

結局そのまま何も無く帰宅、就寝したらしいんだが深夜、金縛りにあったらしい
体が動かず、息苦しい、おまけに何かが足元に乗ってるような気配がする
なんとか動いた目だけをぐぐぐっと下に向けると、真っ黒い闇?もやのようなものが足を覆っていたらしい
眠気もあってそのまま意識を失った

 

その金縛りにあった日以来、金縛りにあう事はなかったが
眠っている自分の足元から闇が覆っていく夢を毎晩みるようになったらしい
それも日を追うごとに段々と闇が体を上って来るんだと
で、闇が胸のあたりに来た頃には高校に上がってたんだけど
それくらいに変な体験をするようになったんだと

正確には体験とは言えないかも、と先輩は言ってたけど・・・
ある時から、夜中に出歩く自分の姿を度々目撃されるようになったんだと
2,3駅離れた友人の家の前で目撃されたり、コンビニに来たりするのを

 

「お前昨日の夜あんなところで何してたんだよ?」
と度々聞かれるが当人にはそんな覚え一切無い
ただ、そう言った話を学校で聞かれる朝には物凄い疲労感があり、足がえらく汚れていた
あんまりそういう話を聞くから先輩もなんか怖くなったんだが、どうする事も無く過ごしていた

で、とうとう夢の中で闇が顔まで登ってきて体全体を覆う夢を見たらしい
その次の日の朝、また目撃談があったんだがその人から
「お前昨日の夜また見かけたけど、なんか目が赤く光っててめっちゃ怖かったわ・・・」
と言われて、中学の頃あったあの出来事を思い出した

 

流石にヤバいと思って、友人や親に相談してお祓いしてもらう事に
以来夢も見なくなったし目撃談も無くなったらしい
ただこの出来事があってから結構な頻度で霊体験をするようになったとの事
実際この人から結構いろいろな話聞かせてもらってる

名刀・小狐丸

 

不思議な夢を見た。

うちにしっぽの先から頭の先までが40cmぐらいの小さな白い子狐が遊びに来たんだよ。
夢の中で私はなぜかそれを「まるちゃん」と呼んでた。
まるちゃんは私の肩に乗ったり懐に潜り込んだりととっても愛らしいやつだった。
ひとしきり一緒に遊んだ後、まるちゃんは帰らないといけない時間になったらしく、
慌てて私の肩から飛び降り、一目散に玄関の方へ向かった。
が、磨りガラスの入った建具を障子と間違ったらしく、ガラスをパリーンっと突き破って部屋から出て行ってしまった。

「まるちゃん、大丈夫!?」

慌てて駆け寄る私。
玄関には割れたガラスで体が切れてしまった哀れなまるちゃんが目を閉じてぐったり横たわっていた。

「まるちゃん!まるちゃん!」

と半狂乱でその体に触れようとした瞬間、シュボッと一瞬にして火の玉となって小さな子狐は宙に舞い上がった。
そしてその狐火は私の頭上を右に左に揺れるように飛行した後、シュッと真上に消えて行ってしまった。
その瞬間ヒラヒラと上空からおみくじの様な黄色い紙が降って来る。
慌ててその紙を拾ったところ、宝珠のような図案の朱印が押してあり、裏には

「庭に祠などを建てて祀ると良い」

と有った。
と、夢はここで終わる。

 

目が覚めてからゆっくり考えるに、どうも稲荷の神様が「庭に祠などを建てて祀ると良い」
というメッセージを私に伝える為に小さな子狐を私に遣わせたんではないかと。
と、言っても狭い庭だし、都会の住宅地でいきなりそのような事を始めればご近所から
「突然どうしたことか?」と思われる事請け合いだろうから、未だに実行には移してないんだわ。
文言も「祀れ」という強制ではなく「祀ると良い」だしね。

後日知ったんだけど、京都三条の鍛冶屋が稲荷神と一緒に名刀小狐丸を鍛えた話があるんだってね。
その話に関係ある神跡が稲荷山の御劔社だとか。
白い子狐「まる」とは名刀小狐丸を暗示する名なのではないか?
もしかしたら御劔社の神様がまるちゃんをうちに遣わされたのではないか?
と最近思うようになった。
庭に祠はなかなか難しいけど、とりあえずはこれも何かの御縁だろうという事でたまに御劔社の神様にご挨拶に行ってるよ。

稲荷の狐に祟られるとかよく言う人がいるけど、まるちゃんはかわいくて愛らしくって、
ふれ合ってる間とても楽しくて幸福な気持ちだった。
下っ端のお使い狐なのかもしれないけど、別にそんな事どうでもいいではないかって感じ。
また遊びに来ないかなーと思うよ。

稲荷に気に入られたみたいですね
ちゃんと祀るとそのお稲荷様が守ってくれると思います
だから稲荷を祀るといいことがあるかもしれません
けれど稲荷はその家のものが代々祀らなくてはなりません
お子さんが祀ることが出来ないと思うのならばやめたほうがよいでしょう
ちゃんとお世話をしないで放置された稲荷は怒ります
だから代々お世話が出来ないと思うのでしたら
「祀れないけど遊びに来てくださいね」と伝えてはどうでしょうか

こちらこそ家族にも話してないような様な夢の話をわざわざ最後まで読んでくれてありがとう。
よく考えたんだけど、やっぱり自分の足でお山に行ける間は庭にお社は設けない事にする。
私は「そうだ伏見に行こう」と思い立ったら、
その1時間20~30分後にはJR稲荷駅に立てるような場所に住んでるんだわ。
なので私の方から時たまお伺いする事にする。
京都のあの場所にいらっしゃってこその稲荷大神だからね。
でももし将来とんでもなく遠方に引越する事になったりしたら、
その地に勧請して身近でお祀りするかもしれない。
会えないと寂しいからね。
それぐらいまるちゃんと神様が大好き。
今まで宗教とは縁が無かったんだけど、『これが信仰というものなのか?』って不思議な気持ち。

いや、好きなのはいいけどね、お祀りするなら孫の代までしっかり祀らないとダメなんだよ?
途中で放棄したら、どんなに気に入られていようと好かれていようと、祟るんだよ。
だから、自分だけが祀るっていうのはダメなんだよ。
貴方から孫の代までは確実に祀る必要がある。
そういうことも良く考えてね。

興味深い話をこちらこそありがとうございました。
お札にも神さまは宿っていますから、毎日そちらでまるちゃんと
お話をされると良いでしょう。
そして、たまに伏見さんに行かれて大神さまとお会いされては。遠くに引っ越す時は、またその時考えれば良いと思います。
ただ、他の方も仰っているように、お祀りを蔑ろにすると神さまは
怒ってしまいますから、勧請される際は家族会議と末代までの
申し伝えを残す位の勢いで話し合った方が良いでしょうねw信仰とは、神さまのお心と自分の心が触れ合う事かも知れません。
どうぞ良い御関係を。

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