『お稲荷さん・お狐様にまつわる不思議な話』|奇妙な体験まとめ

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『お稲荷さん・お狐様にまつわる不思議な話』|不思議な話・奇妙な体験まとめ 不思議な話
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稲荷の祟り – 不幸が続く

 

知り合いから聞いた話。

ある日のこと、会社で仕事中突然睡魔に襲われた。
時間は朝の10時半頃。普通なら一番ノってる時間帯。
なのに、このままでは机に突っ伏して眠ってしまう…というぐらいの眠気。

仕方がないので、一度席を外して15分ほど仮眠を取らせてもらう事にして横になった。
その瞬間、金縛りに。

そいつは零感なだけでなく、金縛りすら人生で初めてだったそうで。
これが金縛りか…!!と驚愕しつつ、とにかく一点集中で指一本でも動かせば解けるはず!と思い、右手の指を一本でも動かそうと全身の力をそこに籠めてた。

そこでふと気付くと、頭の周りに白い狐のお面を被った子供が4~5人、歌いながら踊ってたらしい。
そいつらが「まんが日本昔話」の市原悦子の声で「ほーいほーい」と飛び跳ねている。
後で考えたら笑えるんだが、そのときはとにかく怖くて怖くて、うわあああと心の中で叫んだ瞬間、金縛りは解けたそうだ。

眠気はそこですっかりなくなったらしい。
で、自分の席に戻り、ふとすぐ近くにある神棚(超有名なお稲荷さんの札が祀ってある)を見ると…

 

その日そのお稲荷さんに行った所長が、破魔矢をなんと神棚を塞ぐ形に斜めに立てていたそうだ。
オッサンなにしとんじゃー!と神棚の破魔矢を下ろして、
知り合いはその後別に何事もなかったわけだが。

それが1月の話。
その年のその事業所の業績は初の赤字転落で、当の所長は2月に身内が亡くなり、4月には業績悪化の責任を取って転勤させられ、とんでもない僻地に酷い待遇で飛ばされたらしい。
お稲荷さんこええ。

『稲荷の祠に居る霊』

 

昔勤めてた会社で、
バブル時に取引先の銀行から出向で来てたひとが
ビルから飛んだことがあって後から知ったんだけど、
精神的に病んでて銀行で使えないけど首にも出来ないってことで
まぁ、体よくウチの会社に押し付けられた人だったらしい

で、事件はうま~くもみ消して
新聞にも載らないようにしてたみたいなんだけど
会社の屋上に、お稲荷さまを祭る祠があったのね

どうもその飛んだひと、
その祠の横にズ~っと居るらしいの
ある日霊感の強い人が事件後に入社してきて
毎朝祠の前で朝礼してたんだけど

『ねぇ~・・・あの祠の横に、こんな感じの人立ってるんだけど・・・』

それ以来皆ビビッて屋上に行けなくなってしまいましたよ・・・
ほど無くして会社倒産しまいまして
その後某電気ショップがビル買い取ったんだけど、そのショップも倒産~

今は有名PCショップが入ってるけど、
多分知らないんだろうなぁ~

稲荷神社で目が合った白い狐

 

自分自身は霊感ある方では無いけど(幼い頃はよく何も無いところを指差しながら泣いてたらしけど記憶にない)親戚には見える人がいて信じてもらえたからとりあえず書いてみる。たまたま出先で思い出した。

中学の修学旅行で仲のいい友人5人で班を作って京都市内を回ったんだが、稲荷大社に行った時の話。M◯タクシーで回ってたんだが、雨が降りそうで傘を貸してもらった。かなり楽しみにしてたが予定も押してたし、降られる前に帰ろうって話になってやや急いで見て回ってた。

 

本殿も参拝したので、例の千本鳥居を通って帰ってたんだが、借りた傘が何かに引っかかったみたいで落としてしまった。
拾って顔を上げると誰もいなくなってて、もともと後ろの方を歩いていたし、人も少なかったんで単に置いていかれたかなと思って、走り出そうとしたら、急に鳥居の隙間から風が吹いてきてよろっとなった。
説明できないが何故か風が吹いて行った方をパッとみると林の奥に白い狐が一匹座ってこっちを見てた。

 

明らかに目があってたと思う。特に怖くも感じなかったけど、この世でも無いような不思議な感じだった。
どれくらい見つめてたか分からないけど、不意に後ろから友人に「オイッ!何ボーとしてんだよ」って肩を叩かれて振り向いたらみんな待ってた。
また狐の方を見ると何もいなくてただの林だった。帰りながら友人に話をしてら半ば信じてくれたような微妙な感じだった。
未だにあれが何を意味してたのかは分からないけど、あれから稲荷関係は信じるようになった。
以上 これが経験談

お稲荷さんに御礼をしないと

 

お稲荷さんって即効性のある神様だっていうじゃん。
お願い事をするとすぐに叶えてくれるけど、お礼をきちんとしないと酷い目にあうって。
商売繁盛とかを祈願すると、お礼に鳥居建てたりするんだってね。
だからものすごく大量に鳥居が連なっているとことかあるじゃん。綺麗だけどちょっと怖いようなの。
あれってお礼なんだって。

もう15年くらい前になるんだけど、飲んで友達に送ってもらった時に(友達は飲んでなかった)、家の前で財布落としたんだよね、たぶん。
翌朝気づいて探したけどない。
慌ててカード止めたりして諦めたんだけど、翌日かな。近所の人が持ってきてくれたんだ。
犬がくわえて来たって(夜に逃げ出したかなんかしたらしい。
財布が皮製だったので持ってっちゃったんだろう)。
中身見たら免許証入ってて、持ち主がわかったって。
凄く感謝して、その人にお礼したんだ。

 

その日の夜に猛烈な腹の痛みで夜間救急へ。
盲腸で切った。一週間ほどして退院。

その後は何もなかったんだけど、10年くらいしてから母親が、

「あのときの盲腸はお稲荷さんが怒ったからだと思うのよ」

と言い出した。
母ちゃん何言ってんの。とびっくりしてたら

「あんたが財布落としたときに、
お母さん家で奉っているお稲荷さんに
『財布が見つかりますように』ってお願いしたのよ。
そしたら翌日に見つかったじゃない。
お礼はちゃんと神社にいってしなきゃだなと思ったけど、家に奉っているお稲荷さんに簡単にして済ませちゃったのよね。
そしたらその夜にあんた盲腸になっちゃったじゃない。
あん時はお母さん焦ったわー。
あんた入院してからすぐにお礼したけどね」

 

・・・母ちゃん。
有難いけど、有難いんだけどさ。
なんというか自分の知らないうちにお願い事されて、知らないうちに罰(?)が当たっていたって・・・。
しかも頼んだ母ちゃんじゃなくて直にこっちに来るとか。
お稲荷さんすげえな。

それ以来お稲荷さんには真面目に拝むことにしている。
でも安易にお願い事はしないようにもしている。

畑で拾った陶器の狐

 

小学生の頃、学校の畑を掘ったら、土の中から陶器の狐が出てきた
真っ白のかわらけで出来た狐のお面みたいなやつで
他にもたくさん出て来て、七福神やら打出の小槌やら縁起物のもあった
小学生だから「これはお宝だ!」と気に入ったものを勝手にとって持ち帰った
狐はひとつしかなかったが、掘り起こした私自身が手放さなかったのと
他の子が「釣り目でこわい」と言って嫌がったので
私はお狐さんを喜んで持ち帰った
近くで見ていた先生も特に何も咎めなかった

で、帰ってからしばらくは大事に大事に机の引き出しに入れておいたんだけど
中学に上がってから、テレビで人形供養とかそんな番組を見て
私のお狐さんも神社に納めた方がいいんじゃないか…と思い始めた

そもそも、この畑に埋まっていた物は何なのか、
大人に聞いてみたが、よくわからないとの答えだったが、
地面に埋まっていた物なら神社かどこかにお返した方が
良いかもしれないということになった
で、ちょうどこの時、家族で京都に旅行する予定があったんだ
狐なら稲荷神社がいいだろう、どうせなら総本山の伏見稲荷が良いのでは、
と、旅行にかわらけのお狐さんも持って行った
お狐さんが手元から無くなってしまうのは寂しかったけど
潮時かなとも思ったし、伏見稲荷に行くのはすごく楽しみだった

 

旅行当日
割れたりしないよう厳重にくるんだお狐さんをバッグに入れて、
行きの新幹線で爆睡中の私
その夢に、茶髪の兄ちゃんが出てきた

夢の中で現実と同じく京都行の新幹線に乗ってるんだけど
乗客が私とその兄ちゃんしかいなくて、二人で向い合せに座ってる
兄ちゃんは、ジーパンに白いTシャツ、腕には紫色のリストバンドをしていて、
茶髪で、色が白かった
茶髪の兄ちゃんは困った顔で言った

「あのさー、神社行くのは良いけど伏見はやめようぜ  嬢ちゃんも急にエライ人んとこ行けって言われたら困るだろ? 俺、ずっと地元に居たいのよ。のんびりしてーの。な?頼むよ」

兄ちゃんの紫色のリストバンドは、お狐さんが割れないよう、
ずっと引き出しの中にしまっていた時から包んでいた物だった。

京都に着いて伏見稲荷には行ったけど、お狐さんを納めるのはやめて、
神社の人に「こういう物があるのだけどどうすればいいですか」と質問するだけにした
神社の人は「ご近所の稲荷神社か氏神様にお納めください」と教えてくれたので
帰ってから地元の稲荷神社に持って行くことにした

京都から帰ってから、地元のお稲荷さんに行く前日、
また夢にあの茶髪の兄ちゃんが出て来て

「世話になったなー、これ嬢ちゃんに返すな」

と紫色のリストバンドを夢の中で私に返してくれた

翌日、お狐さんは無事に地元の稲荷神社に納められた。
あんまり怖くないけど、不思議な話かなと思ってここに

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