【時空の歪み】『長いトンネル』など短編10話【15】 – 異次元に行った不思議な体験

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【時空の歪み】『長いトンネル』など短編10話 - 異次元に行った不思議な体験 不思議な話
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時空にまつわる不思議な体験 短編10話

 

未来君

 

同級生で、未来のことを話す奴がいた。
つっても内容はガキだったから漫画とかゲームのことばっかで、ほんと大したことじゃないんだけどさ。
例えば、ドラクエ4やってた頃に
「エスタークって奴、ドラクエ5にも出てくるよ。最後の敵。」
とか、
ドラクエ6やってた頃には
「しゃくねつのほのおより強いのは、れんごくかえんってやつだよ。」
とかね。
他には、ドラゴンボールでフリーザ編の頃
「伝説の超サイヤ人の名前はブロリー。」
とか、セル編の頃は
「魔人ブウ」
という名前のキャラクターを落書きしていたり。
絵自体は見てないけど、話してたのはよく覚えてる。
のちのち的中したことを、スゲーなお前!とか言うと、なぜか毎回
「え、それ言ってたの○○(俺の名前)くんじゃん!いつもすごいね!」
って返してくるっていうね。
中学で転校しちゃった奴だから全然会ってないんだけど、ハタチん時に一時間くらい会えた時この話をしたら、まったく覚えてなかった。
他の同級生にこの話覚えてるか聞くと、
「それって○○(俺の名前)くんじゃなかったっけ?」
って言われる。
たしかに友人から聞いた後、みんなに広めるのは俺だったから、みんなの記憶では俺ってことになってるんだろうけど。
まじ謎。

 

追記
ドラクエ5やってた頃には「マダンテ」を知ってた、というか創作?してた。
設定も「MP全消費で、威力は残りMPの三倍」とズバリ言ってた。
ちなみになんでドラクエとかドラゴンボールのことしか覚えてないかというと、俺が当時ドラクエとかドラゴンボールの創作漫画もどきをよく描いていて、それがちゃんと残ってたから。
今は実家の物置に眠ってると思われる。

 

虹色の空

 

私が小学校の高学年(確か6年)の時、飼育委員をしていました。特にうさぎが好きで暇さえあればうさぎ小屋(うさぎとにわとりが数羽ずついました)に入り浸ってたんです。
ある土曜日(まだ奇数週の土曜日授業をしていました)台風が近づいていたのですぐ下校するようにと言われていましたがその時飼っていたうさぎ達がよく穴を掘って逃げ出していたので台風大丈夫かと不安で様子を見に行っていたんです。
うさぎ達も特に変わった様子なく元気そうだったので小屋から出ようと思ったのですが、ふと気付くと空が紫色でした。まだ昼12時頃だったはずなのですが夕方並に暗く、見たことのない透き通った紫の空。
しばらくすると空の色が緑に変わり、黄色、赤と変化したんです。飴細工のような半透明な、セロハンを貼ったような色。

 

空の色のせいか校舎や飼育小屋から見える景色はセピア色で…でもその時は「あ~台風が近づいてるからか」としか思わず、急いで帰りました。

帰り着いて母親や妹に「今、空の色すごかったね~w緑とか初めて見たよww」って話したけど母親は変な顔して「気付かなかった」と。他の人も見てなかったようです?
「もう~窓の外くらい見てよ!」とちょっと腹が立ちましたが…同じ市内の10歳年上の現旦那に「12、3年前台風で空の色が紫とか緑になったことあるよね~」と言っても知らないと言われ、旦那の両親も私の祖父母も見てないと言います。
確かにほんの数分の出来事でしたが…勘違いではありません。
月曜日クラスの人たちにも聞きましたが気付かなかったと言われました。
誰も空を見てない時間??すごく不思議な感じでした。

ちなみにうさぎ小屋ですが…
当然のようにうさぎ小屋はコンクリートの土台の上に土を運び込んだものなので、うさぎ達がどんなに穴を掘っても小屋の外に抜け出せるはずはないのです。
なのに当時は穴に入ったはずのうさぎが数秒後に小屋の外にいるということが本当に頻繁にありました。
あの飼育小屋は変な空間にでも繋がっていたのでしょうか…。

 

見知らぬ天井

 

その昔世田谷のハズレに一人で住んでいた頃、昼間に仮眠を取っていたときの話。
妙な気配がして目が覚めたら天井が違う。見たこともない部屋にいるようだ。
天井の様子からすると昭和風の古い木造家屋だ。
気配を感じて寝たまま横を見たら、赤ん坊がこっちを見ながら笑っている。
何が起こった?と思ったら、隣の台所?で赤ん坊の母親とおばあちゃん?らしき人が料理をしながら会話をしているのが聞こえてくる。
これはヤバイと思って、目を閉じていつもの癖で右手の腕を目の上に持ってきて、もう一回目を開けた。
いつもの見慣れた天井が見えた。一人暮らしの自分の部屋に戻っていた。もの凄い冷や汗をかいていた。

夢にしては生々しすぎて怖かったんだが、その後霊感の有る知人にこの話をしたら、赤ん坊に呼ばれたんじゃないかとの事。
そのままあっちの部屋に留まっていたらどうなったんだろう・・?

徒歩

 

小学2~3年の頃?
小学校から家まで、子供の足で徒歩25分くらいの距離だった。
ある日、凄く良い天気の日で、
いつもは友達と一緒に学校から帰るのに、たまたま一人で歩いて帰った。
本当に凄く良い天気で、車も通って無くて、人通りもなくて、
やけにさっぱりした気分だった。
家に帰り着いて時計を見たら、
学校を出てから5分しか経ってなかった。
「???」ってなったけど、ただそれだけだったので誰にも言わなかった。

でも、今考えても、さすがに、例えどんなに走っても、
25分の距離で5分で帰るのは無理だよなあって、未だに不思議。

 

机と椅子

 

高校1年か2年の時に変なところに行った(?)ことあるんだけどここに書いていいのかな

夏休みとか長期休暇にいつも4、5日くらいどっかのホテルに泊まってホール借りて、勉強合宿があったんだ
夜大浴場入り終わってみんなでエレベーター乗ってる時だった
女子はみんな同じ階に泊まってたから6階で降りるつもりでいた
…が、扉が開くとそこは真っ暗
椅子と机がエレベーターの開くギリギリまで乱雑に敷き詰められていて、その階の奥で自動販売機だけが光っていた
当たり前だけどそれまでワイワイ喋ってたのにいきなりシーンとした
「…うちホールから飲み物取ってくる」
一人がそう言ったらみんな私も行くー状態になり、一階のホールまで行って頭を冷やしてから怖かったから別のエレベーターに乗った
何事も無かったかのようにみんな部屋に戻れたけど、本当なんだったのか分からない
その後誰もこのことを話題にしてない

 

墓地を通って・・

 

母の友達のおばさんの若い時の話です
青山墓地の近くに3つのビルがあり、真ん中のビルの飲み屋によく行っていた。その飲み屋は3階に飲み屋4階に飲み屋の支店がある構造
ある日友達の誕生日会が飲み屋であり、少し遅れてしまったおばさん。
青山墓地の電話ボックスで飲み屋に電話をかけると「もう始めてるよ!早くおいでー墓地突っ切ると早いからさ待ってるよ!」
ガヤガヤとうるさく、かなり良い塩梅になってる友達達
おばさんは墓地を突っ切り3つのビルの真ん中の三階の飲み屋へ行きました
が…、シーンと静まりかえり真っ暗。ドアも鍵がかかってて開かない。さっきの電話だと騒がしかったのに…
勘違いで支店のほうだったのかな?と支店に行ってみることに。すると、
支店も真っ暗で鍵が。しかし、非常階段の前にボーイの格好の男が背中向きで掃除をしてる
おばさんは「すみません。今日お休みですか?」と聞きました
が、ボーイの男は無言で掃除して一言も話さない。
なんだか怖くなったおばさんは、墓地の横の電話ボックスで電話してみようと思いつき、戻ってみることに。
墓地を突っ切り、電話をしてみると「遅いよーまだー?出来上がってきたよ」と大盛り上がり。
さっき誰もいなかったと言うと、そんなことはない、ずっと飲んでいると。
怖いので墓地を通らずに回り道にビルに向かってみると、明かりも煌々とついてどんちゃん騒ぎの飲み屋さん。
おばさんは安心したと同時に、ボーイの男がもし振りかえっていたら。
もし暗い飲み屋のドアが開いていたら。
はたして無事戻ってこれたのかな?と…
おばさんは霊感ある人なので、うっかり変な世界に行ってしまったみたい
もし自分だったらどうしようと怖くなりました。

 

メールの混線

 

高校のとき吹奏楽部に入ってた。
うちの高校は男子校で、姉妹校みたいな近くの女子高と毎年文化祭で共演してたんだ。
俺が2年生のとき、その関係で女子高の子と連絡を取らなきゃいけなかった。
ただ顔を合わせたことはあってもお互い連絡先を知らなかったから、
俺の先輩が向こうさんに俺のアドレスを伝えて、向こうから俺にメールが来る、って言う手筈だった。
で、実際メールが来た。文面は「こんにちは、○○です^^」みたいな普通の感じ。(ただ、ちょっとだけ文字化けが混じってたような気もする)
俺も「こんにちは、××です!」って適当に自己紹介で返した。
それから何度かやり取りしてたんだけど、なんか様子がおかしい。
自己紹介したときは苗字しか言わなかったんだけど、「将人君?」とか具体的に下の名前を尋ねられたり。ぜんぜん将人君じゃないです。
しばらくして、「私のことわかる?」っていうメールが来た。
『顔を覚えてるか』っていう意味だと思って、正直自信がなかったので「ごめんちょっとわかんないかも・・・」って返した。
加えて「○○さんは俺のこと覚えてる?」って訊いてみたら、予想外の返事が。
「私○○じゃないし・・・」と。
意味がわからなかったので、最初に来たメールを転送して「この文に見覚えない?」と尋ねてみたが、知らないとのこと。
名前を教えてもらったら、まったくの別人。向こうからしてみれば、俺から突然メールが来たことになる。
どういうことだ???と首をひねっていると、またメールを受信した。

 

「こんにちは!○○です、お久しぶりです!」
さっきまでやり取りしてた相手とは別のアドレスから。
最初に来たメールとは全然違って、絵文字とか使った明るい印象だった。
俺はというともうクエスチョンマーク飛びっぱなし。
うろたえながらも自己紹介を返しつつ、さっきと同様に「この文に見覚えない?」と最初のメールを転送したけど、よくわかってない様子だった。
とりあえずこっちが本物で間違いなさそうだったので、
最初の連絡相手(□□さんとしよう)に「本物の○○さんからメール来ました!」とメールすると、
「○○さんのフルネームわかる?」
と訊かれたので、教えてもらってそれを伝えると、
「部活の後輩かも!」というので、○○さんに□□さんのことを知ってるか訊いてみた。
結果、どうやら同じ高校同じ部活の先輩後輩という立場で間違いなさそう。あまり親しくはなかったらしいけど。
メールも混線するのかな?とか変なこともあるんだねーとか言って落ち着いたけど、
思い出すとちょっと不気味。

ま、先輩の悪戯ってこともあるかもしれん。問いただしてみた所は知らない風だったけど

ふと思い出したので。

フラゲ失敗

 

何年か前に休憩時間に書店に行き何か小説ないかを見に行った。
すると自分が好きな作者の小説が置いてあり全3巻あり全て販売されていたけど
その時、1巻しか買えなかったので取り合えず1巻だけ購入した。
で読み終わる前に2巻3巻を買いに行こうと思って書店をまわったが何処にも無く
売り切れてるのかなぁと思いウェブで調べてみるとまだ2巻3巻は発売されていなく
予定としてはまだまだ数ヶ月も先だった。
アレ?じゃあ自分があの書店で見かけたあの本はなんだったんやろ?と不思議に感じたことある。 で、全巻買い揃えたときに3巻目についてある帯の粗筋やどこそこがこんな評価してると言う
モノも自分が先に書店で見掛けたモノと一言一句そのままだった。
後にも先にもそんな不思議な体験したのはそれだけだったけど時空の歪みてか
そんなのあるんだね。

 

あー似たような話 自分もある

小4くらいの頃に、友達の家の庭に月刊なかよしの増刊号だったかの
あまりなじみの無い漫画が捨ててあって、友達の家に遊びに行った時に
暇だったからそれを読んでた。そこに最終回の漫画が載っていたんだ
それから1年くらい経ってから、またその漫画の最終回が載っていたんで
あーこれ読んだな、これは特集号かなんかで再掲載されてるのかと思ったら
表紙には「ついに完結」とかついてて、つまりまだ終わってない漫画だった
出てないはずの最終回を1年前になぜか読んでいたことになる

その最終回の内容も1年前読んだものと全く同じで、何で?と不思議だった
ちなみに「不思議の国の千一夜」っていう漫画

 

長いトンネル

 

前勤めてた会社の霊感強い女性から聞いた話。

友達数人と羽田だか成田だか行こうとして、車乗ってたんだって。
途中のトンネルに入ったとき、短いはずのトンネルが何故かすごーく長く感じた。
なんていうか、トンネル自体がにゅーんって伸ばした感じで、耳がキーンってなったとか。
その間、周りの車は一切走っておらず、何度もそのトンネル通ってる彼女は異変に気付き、
気合い入れたそうだ←本人曰く「ふん!!」ってやったw
そしたら、急に出口が見えて、トンネル出れたんだけど、
トンネル出口付近に女の人が立ってたんだってさ。
そんなところに人立てねぇだろ!って場所だったらしいんだけど、
凄いはっきり見えたらしい。
服とか髪型とか靴とか未だに覚えてる。

時空のおっさんじゃなく、お姉さんだったのかなぁ?

 

もう一個あった。

その女性の伯母さん(この人もすんげー霊感強い)が、
自宅に帰るとき、近道しようと思って、通る道で、
一歩足を踏み込んだとき、グニャっていう感触があった。
近道だし、全然距離がない道なのに、これもまた道が伸ばされたような感じで、
伯母さんが「もう!!猫に餌あげないといけないんだから!!」って
心の中で強く思ったら、すぐに元に戻った。

時空のおっさんとかに遭遇しなくても、
気合い入れれば、元の世界に戻れるのかな?w

 

遅いエレベーター

 

12年前の8月
マンションのエレベーターに乗って自分の部屋がある7階へ昇っていた
なのに普段の何倍も遅くまったく7階へ着くことができない
一応動いているんだからと黙って待ち7階で扉が開いた
夏の割にものすごい薄暗くて部屋全てのドアが全開に
妙な気持ち悪さが漂ってたが早くこの場を出たかったので降りてしまった

 

それから普段の生活がズレているように感じるようになった
部屋に戻るんだけど物の位置や間取りが違う
職場で顔を合わせる人もまったくではないけど微妙に雰囲気が違う
両親や兄や祖母でさえ変な感じがした
何をするにも常に疲れている感じが取れず気持ちが悪い
でも周囲の人は私に何も変な感じを抱いておらずそれが余計に気持ち悪かった
年を追うごとにそんな感じが増えていて今でももちろん違和感がある
ありがちな話だけどこの体験が一番怖い

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