人に信じられていることのうちで、合理的な根拠もなく、道理に合わない信仰のようなものを『迷信』といいます。
この迷信というのは、日本だけではなく世界各地にあり、その国々の独自文化が反映されているものがたくさんあるようです。
ことわざとは違い、根拠のない信仰のようなものやマナー・しきたりなどに近いと言えるかもしれません。
ここでは、世界の国々で信じられてい迷信・俗信・ジンクスを紹介していきます。
アメリカ
- 鏡を割ると7年も不運が付きまとう
人をうつす鏡は魂をも映し、鏡が割れると自分自身を傷つけてしまうことになるという意味。
- 劇場でネコを飼うとツキが回ってくる。
- 脚立の下をくぐってはいけない
- 家の中で傘を広げると不吉なことが起きる
室内で傘を広げることは太陽神を侮辱することになり、病気や災難から守ってもらえなくなるといわれている。
- 13日の金曜日は不吉
12使徒のひとりであるユダがキリストを裏切り、最後の晩餐において13番目のゲストであったこと。キリストが磔になったのが金曜日であることが由来。
- 指をクロスさせると幸運が訪れる
指が十字架のように見えることから、幸運につながると言われている。
ドイツ
- 結婚指輪交換のときに、花婿が花嫁の結婚指輪を一気に通すことができれば『亭主関白』になり、ひっかかれば『かかあ天下』になる
指輪をはめてもらうときに、意図的に指を曲げることもあったらしい。
- 赤ちゃんは琥珀を身に着ける
琥珀に含まれる脂が肌を通して、良い歯を作るという考えから。
- 誕生日は絶対にその前に祝ってはいけない
前日23:59までは誕生日を祝うのはよくないらしい。
- 靴はプレゼントしない
靴をプレゼントすると、その相手が逃げてしまうという意味。ただし1セントでも払えば買ったことになるため回避できる。
- 結婚祝いに洗剤をプレゼントしてはいけない
洗剤をプレゼントすると新郎新婦の愛や思い出が洗い流されてしまうと思われているから。
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