国際運転免許証の証明写真サイズと申請・有効期間・運転できる国など

海外で車を運転する必要が生じたときに取得しなければならないのが国際免許です。

ここでは、国際免許に必要な証明写真サイズや取得方法、必要書類について紹介していきます。

国際運転免許とは

海外で車を運転するときに必要になるのが国際免許です。国際免許とパスポートを携行することで、ジュネーブ条約に加盟国での運転が可能になります。

ジュネーブ条約とは

ジュネーブ条約とは世界的な道路交通に関する条約で、加盟国同士であれば国際免許を取得することで加盟国内を運転することができます。

また、ジュネーブ条約に加盟していない国であっても、2国間の条約や法律などにより国際免許不要で車を運転する事ができる国や地域が存在します。

国際免許(国外運転免許)の取得方法

国際運転免許証(国外運転免許証)の取得は、お住いの地域の

住所地の公安委員会が管轄する運転免許試験場（運転免許センター）

住所地を管轄する警察署（一部は不可。詳しくは住所地の免許センターへ）に赴いて申請する。免許センターの場合即日交付、警察署の場合後日交付の場合有り。

・住所地を管轄する警察署の運転免許課
・住所地の公安委員会が管轄する運転免許センター
・住所地の公安委員会が管轄する運転免許試験場

（免許センターの場合即日交付、警察署の場合後日交付の場合有り。）

で受け付けています。
お住いの地域の警察署や運転免許センターに事前に問い合わせてください。

国際免許(国外運転免許)の取得に必要な書類

• 国外運転免許証交付申請書（申請用紙は窓口に用意してある）
• 運転免許証（免許の種類が、大型特殊・小型特殊・原付・仮免許のみの場合は、申請不可。）
• 海外への渡航を証明する書類（日本国旅券、船員手帳、航空券など）
• 証明写真1枚
• 国外運転免許証交付手数料（2,350円）
• 古い国際免許証を持っている方は、その国際免許証

国際運転免許証の証明写真サイズ

国際運転免許証を申請する際には、写真1枚（縦５cm×横４cm）が必要です。
※写真は無帽、正面、上三分身、無背景、枠なし、申請前6か月以内に撮影したもの。

国際運転免許証の大きさ

藁半紙のような色の3つ折の厚紙でできていて、畳むとA6判（文庫サイズ）サイズになります。

A6判（文庫サイズ） ＝ 105 mm × 148 mm

開くと右のページが身分証明欄になっています。また中央にはページが増補され、運転できる車両（下記）などの事項が6か国語（日本語・英語・スペイン語・ロシア語・中国語（繁体字）・フランス語・アラビア語）で記載されています。

運転できる国　ジュネーブ条約の加盟国一覧

国際免許で運転できる ジュネーブ条約加盟国を一覧で紹介します。

北米・南米

アジア

ヨーロッパ

オセアニア

中近東

アフリカ

日本の運転免許で運転できる国

スイス・ドイツ・台湾は、日本の運転免許証＋大使館等が発行する翻訳証明書を携帯することで運転することができます。

また、アメリカ・ハワイ州では、入国後１年以内に限り「日本の運転免許証」でも自動車を運転することができます。

同様にアメリカ・カリフォルニア州も18歳以上の旅行者で、日本の運転免許証有効期限内であればすることができます。

入国後１年以内ということを証明するためにも、運転の際は必ず「パスポート」も携行しましょう。

おわりに

以上『国際運転免許証の証明写真サイズと申請・有効期間・運転できる国など』を紹介しました。

海外旅行や出張などで国際免許が必要な場合は、地域の免許試験場などで取得してからでかけましょう。国によっては国際免許が認められていない国や国際免許が不要の国もありますので、事前によく調べておきましょう。