『竜』を表す外国語 一覧 40言語 【カタカナ読み付き】創作などに使えるかっこいい・美しい言葉

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『竜』を表す外国語 一覧 40言語 【カタカナ読み付き】創作などに使えるかっこいい・美しい言葉
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古典語・宗教起源語

  1. ラテン語
    Draco(ドラコ)
    荘厳で神秘的な響きをもち、星座名にも残る古典的な語。類語に draconis(竜の)などがあり、儀式的な雰囲気を演出できる。
  2. 古代ギリシャ語
    Δράκων(ドラコン)
    鋭く張りのある音が特徴で、“見つめるもの”の語源を含む。英雄譚や神話を思わせ、物語性の強い表現として使える。
  3. ヘブライ語
    תַּנִּין(タニーン)
    海の怪物や巨大な蛇を指す古語で、神話的・象徴的な意味を含む。リヴァイアサンに関連する語としても知られる。
  4. サンスクリット語
    नाग(ナーガ)
    蛇神を指す語で、竜に近い神秘的存在を表す。類語の nāga-rāja(竜王)は創作にも使いやすく、東方的な雰囲気を添える。
  5. 古ノルド語
    Ormr(オルムル)
    “大蛇”を意味し、竜との境界が曖昧な語。類語に dreki(ドラゴン)もあり、古北欧らしい重厚さと荒々しさがある。

 

中東・中央アジア語

  1. アラビア語
    تِنّين‎(ッティンニーン)
    迫力ある音が特徴で、物語や伝承に多く登場する語。類語に تِنين بحري(海竜)などがあり、想像を広げやすい。
  2. ペルシャ語
    اژدها‎(エジデハー)
    流れるような音をもつ語で、神秘性と優雅さを併せ持つ。伝承では善悪どちらの象徴にもなる柔軟なイメージがある。
  3. トルコ語
    Ejderha(エジデルハー)
    ペルシャ語由来の語で、弧を描くような柔らかな響きが特徴。類語に ejder(竜)もあり、力を感じさせる表現になる。
  4. ヒンディー語
    ड्रैगन(ドレガン)
    英語由来の語が一般的で、現代作品では広く使われる。伝統的な竜表現として nāg(ナーグ)と併用されることもある。
  5. ジョージア語
    დრაკონი(ドラコニ)
    柔らかく丸い音が特徴の語。西欧語由来でありつつ、ジョージア語独特のリズムが加わり、異国的な雰囲気を帯びる。
  6. アルメニア語
    վիշապ(ヴィシャプ)神話の“山の竜”を指す独自の語で、文化的背景が濃い。重厚な響きがあり、古代的で神秘的な世界観を作りやすい。

 

アフリカ・アジア太平洋語

  1. スワヒリ語
    Joka(ジョカ)
    軽やかな音で、“蛇竜”のような雰囲気をもつ語。類語に nyoka(蛇)もあり、生き物の力強さを素朴に伝える。
  2. タガログ語
    Dragon(ドラゴン)
    現代では英語由来の形が主に使われる。伝承的には bakunawa(竜蛇)もあり、独特の神話世界が広がる語彙。
  3. インドネシア語・マレー語
    Naga(ナーガ)
    神聖な蛇神を表す語で、竜的な存在にも使われる。文化の深みを感じさせ、落ち着いた神秘性を与えてくれる。
  4. ハワイ語
    Mo‘o(モオ)
    トカゲの精霊を指す語で、竜に近い守護的存在を表す。水や森と結びつくことが多く、静かな力を感じさせる。
  5. 中国語
    龍/龙(ロン)
    威厳と吉祥を表す語で、文化的象徴として広く使われる。類語に蛟(ジャオ/蛇竜)もあり、幻想的な表現に適している。
  6. 韓国語
    용(ヨン)
    柔らかい音ながら、堂々とした印象の語。類語に 용왕(竜王)があり、物語的で神秘的な雰囲気を持つ。
  7. タイ語
    มังกร(マンコン)
    音の流れが心地よく、東南アジアらしい神秘感を含む語。類語に นาค(ナーガ)もあり、水と結びつく表現が多い。
  8. ベトナム語
    Rồng(ゾン)
    柔らかく空気を含む発音が特徴。竜は国の象徴として扱われることも多く、上昇や繁栄のイメージが強い語。

 

人工語

  1. エスペラント語
    Drako(ドラコ)
    素直で覚えやすい音形を持ち、創作にも使いやすい語。各国語の “dragon” に近く、国際語らしい安定感がある。

 

※読み方・発音は日本語表記としての近似であり、実際の発音と異なる場合があります。
※正確な意味・発音は辞書や専門サイトでご確認ください。
※ 掲載内容の正確さには細心の注意を払っていますが、誤りを見つけた場合はお知らせいただけると助かります。
※ 本記事は創作・ゲーム・ネーミングなどのアイデア提供を目的とした内容です。

 

言葉が違うだけで、同じ“竜”でも表情が変わるのが面白いところです。響きの違いは、小さな発見の積み重ねにもなります。気に入った言葉があれば、ふだんのメモや創作の名前づくりにそっと取り入れてみても楽しいかもしれません。

FAQ よくある質問

世界の言語では「竜」をどのように表現しますか?

英語の Dragon、ラテン語の Draco、中国語の 龍、スワヒリ語の Joka など、多くの文化には独自の竜の言い方があります。響きや背景が異なり、物語や名前づくりのヒントにもなります。

「ドラゴン」と「ナーガ」など、竜を表す言葉の違いは何ですか?

Dragon は西欧の翼を持つ竜を指し、Naga はインド・東南アジアで蛇神的存在を表します。文化ごとに姿や象徴性が異なるため、造形の違いを理解すると創作に深みが出ます。

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