世界のかっこいいドラゴンの名前一覧 140選|神話・伝承・創作で使える最強の竜名

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世界のかっこいいドラゴンの名前一覧 140選|神話・伝承・創作で使える最強の竜名
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3. 水・海・嵐のドラゴン(水棲・嵐・洪水を司る竜)

海・川・湖・雨・洪水・嵐と深く結びつくドラゴンをまとめたカテゴリー。神格的な水竜から、地域の水辺に棲む怪物まで幅広い。

  1. Ikuchi(イクチ)
    日本の伝承に登場する長大な水の竜。海面を漂い、船にまとわりついて沈めるとされる、海に棲む不気味な水竜。
  2. Tatsu(タツ)
    日本の一般的な竜で、水と天候を司る存在。川・雨・海との結びつきが強く、海竜・水神として信仰される。
  3. Ryū(竜/リュウ)
    日本の水に宿る竜。三本爪で描かれ、水・雨・川を支配するとされる。竜神信仰とも密接に関わり、善良な水の守護竜として語られる。
  4. Ryūjin(龍神)
    日本の海の竜王。潮の満ち引きや天候を司り、海底宮殿に住むとされる。雨乞いや航海守護の中心的な存在。
  5. Kuzuryū(九頭竜)
    九つの頭を持つ水神的な竜。湖や渓谷の伝承に登場し、水難・洪水と結びつく一方、信仰の対象として祀られてきた。
  6. Gozuryū(五頭竜)
    五つの頭を持つ日本の湖・海にまつわる竜。災いをもたらす存在として描かれる一方で、鎮められ守護者となる伝承もある。
  7. Bakunawa(バクナワ)
    フィリピン神話の海竜。もとは美しい女神ともされる巨大な海蛇で、月や太陽を飲み込み日食・月食を起こすと信じられた。
  8. Láwû(ラウー)
    フィリピン・カパンパンガン神話の蛇型怪物。月を飲み込み月食を引き起こすとされる、天空と海の境界にある水の竜。
  9. Olimaw(オリマウ)
    フィリピンの翼ある水竜。死霊と結びつく亡霊竜として描かれ、こちらも月を飲み込む存在とされる。
  10. Sawa(サワ)
    フィリピン神話の巨大な海蛇。月や太陽を飲み込もうとするが、太陽神アポラキらによって阻まれる水竜的存在。
  11. Samal Naga(サマル・ナガ)
    フィリピン伝承の天の川に囚われた大竜。やがて解き放たれ、神々に背く者を飲み込むとされる“天と海の竜”。
  12. Kanlaon dragon(カンラオン・ドラゴン)
    フィリピン・ネグロス島の山岳に棲む狂暴な竜。火山・雨や嵐の力と関連づけられることもあり、英雄ラオンによって討たれたとされる。
  13. Naga / Nogo(ナガ/ノゴ)
    インド〜東南アジアに広がる水・雨の竜。神聖で慈悲深く、湖・川・海・山の水源に宿る精霊的存在として広く信仰されている。
  14. Antaboga / Anantaboga(アンタボガ)
    ジャワ/バリの世界蛇。創造神的存在で、世界を支える大蛇として描かれ、水・大地・冥界と結びつく。
  15. Neak(ネアック)
    カンボジアのナーガ。コブラのフードを持ち水源を守る霊的存在で、建国神話にも関わる重要な水竜。
  16. Rồng / Long(ロン)
    ベトナムの水竜。螺旋状の尾と背びれを持ち、水と雨を司る国家的シンボル。五本爪の竜王は特に神聖視される。
  17. Con Rit(コン・リット)
    節状の体を持つ海の怪物。海竜型怪異として語られ、深海の恐怖を象徴する存在。
  18. Grootslang(グルーツスラング)
    南アフリカの巨大な洞窟に棲む象大の蛇。水辺の淵・洞穴と結びつき、古代の原初的な水竜として語られることもある。
  19. Monyohe(モニョヘ)
    ソト族の水竜。川や水辺に結びつき、人間へ変化したり精霊的な力を示す水の怪物。
  20. Masingi(マシンギ)
    ツォンガ族の“癒しの水竜”。清浄な泉に住み、人々を治癒する守護的な水の精霊ドラゴン。
  21. Taniwha(タニファ)
    マオリ神話に登場する水の主。川の深い淵・洞窟・海の潮流に棲み、守護者にも怪物にもなる強力な水竜。
  22. Piasa Bird(パイアサ・バード)
    北米先住民の翼ある怪鳥/水竜。ミシシッピ川沿いの断崖の壁画で知られ、水と死の象徴として恐れられた。
  23. Gaasyendietha(ガアシエンディエサ)
    五大湖周辺に棲むとされる湖の火を吐く水竜。湖の深淵と炎の両面を持つ珍しい水竜像。
  24. Palulukon(パルルコン)
    ホピ族の泉・地下水に関わる蛇の精霊。水の恵みと災いを司る、北米先住民の代表的な水竜。

 

4. 地下・大地・火山・冥界のドラゴン

火山・地熱・地底・冥界など“地の力”を象徴する竜をまとめたカテゴリー。宝や洞窟を守る守護竜から、地獄的な災厄竜まで幅広い。

  1. Orochi(大蛇)
    日本神話の八つの頭と尾を持つ巨大な蛇。斐伊川流域を荒らす災厄として恐れられ、須佐之男命に討たれる。地形・水害と結びつく強力な地の怪物。
  2. Yamata no Orochi(八岐大蛇)
    日本神話で最も有名な巨大竜蛇。山から山へと跨るほどの規模で、火・血・鉄と結びつく。地底や火山的イメージを持つ象徴的怪物。
  3. Wani(ワニ)
    古代日本で竜や海蛇を指す語。海底や水中の洞穴に棲むとされ、古事記・日本書紀において竜蛇として登場する。
  4. Kihawahine(キハワヒネ)
    ハワイの湖・湿地を守る女性の形の竜蛇。水辺の守護者であると同時に、土地の霊力と結びつく“地と水の女神的ドラゴン”。
  5. Grootslang(グルーツスラング)
    南アフリカの洞窟に棲む象大の蛇。宝や洞穴を守るとされ、古代から続く“原初の地底竜”として恐れられた。
  6. Monyohe(モニョヘ)
    南部アフリカの地底・水辺と結びつく蛇竜。人に化ける精霊的性質も持ち、地下の領域を支配する守護者または怪物として語られる。
  7. Nguma-monene(ングマ・モネネ)
    中央アフリカで語られる巨大な地上・沼地の竜蛇。体長の長さと地を揺らす巨体が特徴で、地表の怪獣として恐れられた。
  8. Nguruvilu(ングルヴィル)
    チリの川や渓谷に棲む狐と蛇の混成竜。深い渓谷の底に潜み、水底・地の境界と深く関わる妖竜として伝わる。
  9. Campe(カンペ)
    ギリシャ神話の地底を守る怪物。蛇・蠍・ドラゴンの特徴を併せ持ち、地下の監獄タルタロスを守る存在。
  10. Drakon Hesperios(ヘスペリデスの竜)
    黄金の林檎を守る“地の守護竜”。宝物・植物・大地と関わり、地底・庭園の守護者として描かれる。
  11. Tarasque(タラスク)
    フランスの地竜。甲羅・六本足・龍蛇の皮膚など複合的な身体を持つ。洞窟や河川域に棲み、地形・土地の怪物として知られる。
  12. Bolla(ボラ)
    アルバニアの洞窟に棲む竜蛇。普段は目を閉じて眠るが、毎年特定の日に目を開け、その瞬間に破壊と災厄をもたらす地竜。
  13. Kulshedra(クルシェドラ)
    ボラが長い年月で進化・変貌した姿。地下の熱・火山的エネルギーをまとい、災害を引き起こす恐るべき魔竜として描かれる。
  14. Gurangatch(グランガッチ)
    オーストラリア先住民神話の巨大な地竜。水辺と大地の境界を移動し、追跡劇の中で谷や川を生み出したとされる“地形創造竜”。
  15. Yawkyawk Serpent(ヨウキョウク・サーペント)
    オーストラリアの泉・地底に棲む水竜。女神的存在の側面があり、地底水脈・洞窟と結びつく。
  16. Amhuluk(アムフルク)
    北米の大湿地に棲む巨大な三眼の水・泥竜。沼地の地形と密接に結びつき、引きずり込む恐怖として伝わる。

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