法器・霊宝・宝具
術や修行を支える器物、特別な宝を示す言葉です。道具でありながら運命の鍵になりやすく、持ち主との相性や由来を添えると物語がぐっと深まります。
- 法器|fǎ qì — ホウキ
術に用いられる器。
力を増幅したり安定させたりする役割を持ち、修行者の力量が器に表れると考えられてきた。 - 灵宝|líng bǎo — レイホウ
霊的な宝。
希少で強い力を宿す存在として扱われ、物語では争いや因縁の中心になりやすい。 - 宝物|bǎo wù — ホウブツ
貴重な品。
単なる財ではなく、由来や役割を持つ特別な存在として描かれることが多い。 - 法袍|fǎ páo — ホウホウ
法衣。
術者が身にまとう衣で、身分や系統を静かに示す役割を持つ。 - 法衣|fǎ yī — ホウイ
儀式用の衣。
清浄さや防護の意味合いがあり、精神を整える象徴として用いられる。 - 丹炉|dān lú — タンロ
丹を錬る炉。
時間と集中を要する修行の場を象徴し、失敗と成功の境界を思わせる。 - 宝鼎|bǎo dǐng — ホウテイ
宝の鼎。
権威や祭儀と結びつき、重厚で動かしがたい存在感を放つ。 - 令牌|lìng pái — レイハイ
命令札。
権限や身分を示す道具で、提示するだけで状況が変わる力を持つ。 - 拂尘|fú chén — フツジン
払子。
仙人や道士が持つ象徴的な道具で、俗世を払う所作を連想させる。 - 护符|hù fú — ゴフ
身を護る符。
常に携えることで安心感を与え、目に見えない守りを感じさせる。 - 法阵|fǎ zhèn — ホウジン
法による陣。
場所そのものに力を宿らせる考え方が反映され、準備と知識の重要性がにじむ。 - 祭器|jì qì — サイキ
祭祀の器。
人と神をつなぐ役割を持ち、静かな緊張感を伴う存在として扱われる。
天地・陰陽・運命の理
天と地、陰陽、因果といった世界の骨格を支える言葉です。抽象的なのに絵が浮かびやすく、世界観の説明や神秘的な台詞に入れると自然に説得力が増します。
- 乾坤|qián kūn — ケンコン
天地。
世界そのものを指す語で、すべてを包み込む広がりを感じさせる。 - 阴阳|yīn yáng — インヨウ
陰と陽。
対立しながらも調和する概念で、力の循環や均衡を象徴する。 - 太极|tài jí — タイキョク
万物の根源。
始まりと統合を示し、秩序の中心にある考え方として扱われる。 - 五行|wǔ xíng — ゴギョウ
木火土金水。
自然と人を結ぶ体系で、属性や相性を語る際の基盤になる。 - 天命|tiān mìng — テンメイ
天の定め。
避けがたい運命を示し、抗うか受け入れるかで人物像が浮かび上がる。 - 造化|zào huà — ゾウカ
天地の働き。
偶然と必然が交わる響きがあり、運命の流れを柔らかく表す。 - 星辰|xīng chén — セイシン
星々。
夜空の広がりと同時に、時間の長さや人の小ささを感じさせる。 - 紫微|zǐ wēi — シビ
帝星。
天命や王権と結びつき、高貴で近寄りがたい印象を持つ。 - 北斗|běi dǒu — ホクト
北斗七星。
運命や寿命を司る星として語られ、象徴性が非常に強い。 - 天道|tiān dào — テンドウ
天の道理。
善悪や因果を含み、抗えない流れとして描かれることが多い。 - 因果|yīn guǒ — インガ
原因と結果。
行いが巡り戻る考え方で、物語に必然性を与える。 - 气运|qì yùn — キウン
運の流れ。
個人や一族に巡る勢いを示し、盛衰を語る際に使われる。
冥界・妖異・禍の気配
冥府や黄泉、怪異を表す言葉です。静かな怖さや避けられない影をまとっているので、闇の勢力や禁じられた因縁を描く場面で頼りになります。
- 冥府|míng fǔ — メイフ
冥界の官府。
死後の裁きが行われる場所として描かれ、秩序だった冷たさがある。 - 地府|dì fǔ — チフ
地下の世界。
人の世界とは異なる理が支配する領域として語られる。 - 阴曹|yīn cáo — インソウ
冥界の役所。
事務的で逃れられない印象が強く、現実味のある恐ろしさを持つ。 - 阎罗|yán luó — エンラ
冥界の王。
裁きを司る存在として知られ、威厳と冷酷さを併せ持つ。 - 黄泉|huáng quán — コウセン
死者の道。
一度踏み入れれば戻れない場所として、別れの象徴になる。 - 九幽|jiǔ yōu — キュウユウ
深い冥界。
底知れない暗さを持ち、恐怖や孤独を強く感じさせる。 - 轮回|lún huí — リンネ
生死の巡り。
終わりと始まりが連なる考え方で、救いと束縛の両面を含む。 - 业火|yè huǒ — ゴウカ
業による火。
罪や執着を燃やす象徴として使われ、内面の闇を映す。 - 修罗|xiū luó — シュラ
闘争の存在。
争いから逃れられない運命を背負う者の象徴として描かれる。 - 妖邪|yāo xié — ヨウジャ
妖しく邪なもの。
正道から外れた存在を示し、不安定さが際立つ。 - 魑魅(chī mèi — チミ)
山野の怪異。
正体の分からない恐怖を表し、曖昧さが印象に残る。 - 亡魂|wáng hún — ボウコン
亡き魂。
未練や悲しみを抱えた存在として、物語に余韻を残す。

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