- Fuoco fatuo — フオーコ・ファトゥオ|イタリア語
ウィル・オ・ザ・ウィスプ(鬼火)のイタリア語名。
触れられそうで触れられない、現実と幻の境目の火を連想させます。 - Feu sacré — フ・サクレ|フランス語
聖なる火。
宗教的な聖火を指す語としても、心の奥に宿る情熱を示す比喩としても息づく表現です。 - Heiliges Feuer — ハイリゲス・フォイア|ドイツ語
聖なる火。
清めや啓示の気配をまとい、熱よりも厳かさが先に立つ響きがあります。 - Fuego sagrado — フエゴ・サグラード|スペイン語
聖なる火/聖火。
祭礼や儀式の中心に据えられる火を思わせ、共同体の記憶と結びつきやすい語です。 - Fuoco sacro — フオーコ・サクロ|イタリア語
聖なる火。
古い信仰の残り香と、人を動かす内なる熱の両方を含みうる、重みのある言い回しです。 - Sacred fire — セイクリッド・ファイア|英語
聖なる火。
儀式で守られる火、崇拝や祈りの中心に置かれる火として語られる、基礎的で確かな表現です。 - Holy Fire — ホーリー・ファイア|英語
聖火。
特定の宗教儀礼を指す固有の呼び名としても知られ、火そのものに“出来事”の色が宿ります。 - Purifying fire — ピュリファイング・ファイア|英語
浄化の火。
ただ燃やすのではなく、余分なものを焼き切って核心だけを残す――そんな厳しさが漂います。 - Consecrated fire — コンセクレイテッド・ファイア|英語
聖別された火。
儀礼によって“特別な役割”を与えられた火を指し、軽々しく触れてはならない距離感が残ります。 - Ritual fire — リチュアル・ファイア|英語
儀式の火。
手順や所作の中で意味を帯び、火が人の意志と結びつく瞬間をまっすぐに示す言い方です。 - Flamme sacrée — フラム・サクレ|フランス語
聖なる炎/聖火。
神殿や儀礼の場で守られる火を指し、厳かな気配がそのまま言葉に残る表現です。 - Flamme éternelle — フラム・エテルネル|フランス語
永遠の炎(消えない炎)。
祈りや記憶の象徴として、絶えず燃え続ける火を表す言い方です。 - Ewige Flamme — エーヴィゲ・フランメ|ドイツ語
永遠の炎(消えない炎)。
灯し続ける火そのものに、追悼や信念の重みが重なる表現です。 - Ewiges Feuer — エーヴィゲス・フォイア|ドイツ語
永遠の火。
消えない火を示す言い方で、宗教的な文脈でも象徴の火でも使われます。 - Eeuwige vlam — エーヴィヘ・フラム|オランダ語
永遠の炎。
火を“守り続ける”感覚が含まれ、祈りや記念碑の火にもつながる語感があります。 - Eeuwig vuur — エーヴィヒ・フュール|オランダ語
永遠の火。
絶えず燃え続ける火を指す言い方で、象徴としての重みが出しやすい表現です。 - Evig eld — エーヴィグ・エルド|スウェーデン語
永遠の火。
長く燃え続ける火、消えない火を示す言い方で、静かな硬さがあります。 - Ner Tamid — ネール・タミード|ヘブライ語
常灯(ともしび)/消えない灯。
会堂で聖櫃の上に灯される「消えない光」を指す伝統的な呼び名で、神聖さが直に伝わる語です。 - Eld — エルド|スウェーデン語
火。
最も基本的な「火」。寒い国の暮らしの中心にある、実用の火の響きです。 - Låga — ローガ|スウェーデン語
炎。
目に見える火炎のゆらぎ。暗い空に細く立ち上がる光を思わせます。 - Ild — イル|ノルウェー語
火。
体温を取り戻すための火。凍える空気の中で、芯の熱だけが残るような語感です。 - Flamme — フランメ|ノルウェー語
炎。
火の「炎」をはっきり指す語。光の輪郭が立つ、鋭い明るさがあります。 - Ild — イル|デンマーク語
火。
火そのものを表す基本語。乾いた寒さの中で、静かな熱源として置かれます。 - kold ild — コル・イル|デンマーク語
冷たい火(直訳)。
「kold(冷たい)」+「ild(火)」の素直な組み合わせ。温度の矛盾がそのまま不穏さになります。 - tuli — トゥリ|フィンランド語
火。
端的で短い語。雪と闇を割るように、必要最低限の温もりが立ち上がります。 - liekki — リエッキ|フィンランド語
炎。
火の「炎」を指す語。焚き火の先端が揺れて、光だけが呼吸しているように見えます。 - eldur — エルドゥル|アイスランド語
火。
火そのものの核を示す基本語。冷たい大地の上で、命をつなぐ中心のように響きます。 - logi — ローギ|古ノルド語(古北欧語)
炎/火(語義として)。
神話世界の「炎」の名にもなった語。冷たい空の下で、炎が人格を持つような雰囲気が漂います。 - Brasa — ブラーサ|スウェーデン語
たき火/小さな火(文脈によっては bonfire と訳されることも)。
雪の夜に、芯だけがあたたかく残るような火。近くに寄るほど静かに力が伝わります。 - Bål — ボール|スウェーデン語
たき火/かがり火(bonfire・pyre)。
祝いの火や、野外で大きく組む火の感じ。暗い空に、火が柱のように立ちます。
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